Windows10からQNAPにアクセスできない
※この記事はかなり古くなっています。Windows10 Ver1803よりホームグループの機能が削除されていますので、参考程度にご覧になってください。
長らくWindows 10ノート"Let's note RZ5"からQNAPにアクセスできない現象が発生していました。
不思議なことにASUSTORやSynologyにはアクセスできています。
1. エクスプローラーを開く
2. アドレスバーに¥¥を付したIPアドレスを入力する
例: ¥¥192.168.1.*
※全て半角で入力してください
3. ユーザー名とパスワードを入力する
発生するエラーは
このネットワークリソースを使用する許可がない可能性があります。アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。
指定されたログオンセッションは存在しません。そのセッションは既に終了している可能性があります。
というものです。
QNAPに問い合わせのメールを英語で書いて、上記エラーメッセージ2文目をどう英訳したものかと、訳例をネットで探していると、同じエラーで困っている人のサイトを発見しました。
そのページで見た対策方法はgpedit.mscを使うもので、我が家のWindowsはHome Editionなので使えない方法でした。
ただ、ここからネットワークの設定に問題があるのではないかと思い、ネットワークの設定を見直してみたら、すぐにつながるようになりました。
1. 設定→ネットワークとインターネット→ホームグループ
2. ホームグループが使えない設定になっていたので、オンにする。
これだけでつながるようになりました。
一番良い方法かどうかはわかりませんが、参考までに載せておきます。
NAS防音対策
UPSのバッテリーを入れ替えるため、手持ちのNASや外付けHDDの電源を落としました。
今まで雑然と配置&配線していたため、綺麗に設置する良い機会だと思い、今までほぼ地べたに近いところにおいていたものを、木製のラックに乗せてみました。
配線もすべて終え、電源を入れてはじめて気づきました。
NASの振動が板に伝わって増幅されている!
そういえば、以前も同様の現象が発生したため、今の位置になったのを今頃思い出しました(^-^;
ただ、この手のものは下に置けば置くほど埃が溜まりやすくなります。
ですので、とりあえず今の位置に置きつつ、何とか対策ができないものかと100均に行ってみました。
そこで購入したのが耐震ゲルです。
amazonで買おうかとも思いましたが、高いものを買う前に、まずは安いもので有効性を確認してみようと思いました。
厚さは様々ありましたが、一番厚い5mmのものに。
結論から言うとよい選択でした。
NASによってはゴム足がついているものもあり、その下にジェルマットを置きにくいものもあるため、足よりも分厚いジェルで正解でした。
本来切って使うものではありませんが、どうせ100均だからと都合の良いサイズに切って使ってみましたが、こちらも大成功。
もう少し様子を見てみなければなりませんが、一定の効果はあったものと思います。
ただ、機種によっては下部に空気穴がたくさん開いているものもありますので、そういったモデルには不向きです。
その場合は、耐震・防音マットを敷いてみる、というのも一つの手かもしれません。
【UPS】BY35S バッテリー交換【OMRON】
オムロンのBY35Sはバッテリー交換が可能なモデルで、購入後1か月以内に製品登録をすれば、3年以内に劣化したバッテリーを無償で交換してくれます。
バッテリーの劣化は本体が判定します。
交換プログラムの利用方法は極めて簡単。
オムロンのサイトに行き必要事項を入力すれば、数営業日で指定された住所に届きます。
必要事項といっても、製造番号・製品名・バッテリー劣化のアラートの有無・返送先程度ですので、手間も時間もかかりません。
今回初めて交換プログラムを利用させていただき、普通に購入すれば9000円近くするバッテリーを送料も含めて無料で提供していただきました。
バッテリー交換が終わった瞬間の一番の感想は…
固い
です(笑)
冗談抜きでバッテリーと本体を接続するプラグが固すぎて抜けません。
内蔵バッテリーにはプラスとマイナスの端子があり、これはただの金属の板です。
本体からは赤と黒のケーブルが出ており、先端には楕円+筒状のコネクタがあります。
このコネクタを金属板に差し込むことで、本体とバッテリーが接続されています。
外から見てもどのような繋がり方をしているかわかりづらく、なおかつ固いため、これは永遠に外れないのではないかと思ってしまいます。
ですが、イメージとしてはUSBの差し込み口にUSBケーブルが刺さっているのとなんら変わりありません。
変な引っ掛かりがあるわけでも、角度を付けないと抜けないわけでもありません。
ただ、最後に接続されてからあまりに時間がたちすぎているため、抜けにくいのだと思います。
まずは赤いケーブルですが、マニュアルにあるよう、揺らしながら引っ張れば何とか抜けます。
先ほど言ったように、筒状のコネクタに金属板を差し込んでいるだけですので、頑張れば必ず抜けます。
どうしても抜けなければラジオペンチなどを使っても良いと思いますが、被膜を傷つけるのが怖かったので、使いませんでした。
黒いケーブルは道具なしでは抜けません。(たぶん)
少し大きめのマイナスドライバを使い、金属板とコネクタの接合部にあて、テコの原理で何度かドライバを動かせば驚くほど簡単に抜けます。
ネットでも固くて大変だったという書き込みが多く、中には30分かかった人もいるようです。
私は幸い10分でしたが…
いずれにせよ、固い以外には神サービスだと思います。
UPSはやっぱりオムロン
NASやHDDなど停電によってダメージを受ける機器を使っているなら、UPS(無停電電源装置)の導入を検討してもよいでしょう。
電源供給が絶たれた際に、代わりに接続機器に電力を供給してくれるもので、以下の2パターンのいずれかの動作により機器を守ります。
○USBで接続されている機器にシャットダウン命令を出す。(対応機器のみ)
or
○USP内のバッテリーが切れるまで、接続機器に電力を供給する。
我が家ではNASやNASNE(似て非なるもの)を運用していますのでUPSは必須です。
実際、過去数回起こった停電からそれらを守ってくれました。
UPSには様々ありますが、比較的安価でレビューもよかったオムロンのBY35Sをいう入門モデルを使っています。
これがつい先日、停電でもないのにピーピーと音を立てるじゃありませんか。
本体前面のパネルを見てみると、どうやら内蔵バッテリーが劣化している模様。
交換サインが出ていました。
交換品を購入すると9000円近くかかります。
ふと思い出したのが、オムロンは内蔵バッテリーの無料交換をしているということ。
そのために購入1ヶ月以内にユーザー登録をしたのでした。
おぼろげな記憶を元に、オムロンのサイトをいろいろと調べてみたところ、以下のことがわかりました。
○購入一ヶ月後までにユーザー登録をしていることが条件。
○UPS本体のソフトウェアが更新してある状態で、継続して交換ランプが点滅しているということ。(ソフトウェアの不具合で、劣化していないのに劣化判定される場合があるとのこと。)
○上記ランプ点滅が「購入後3年以内に発生している」こと。
幸いにして、上記現象が発生したのは2年11ヶ月目のことでした。
オムロンサイトより交換申請をして、明日交換品を発送する旨のメールが来ました。
神対応とはまさにこのことです。
余談ですが、複数NASを運用するのであれば、同一メーカーのものを使うことをおすすめします。
UPSとNASをUSBで接続して設定していたら、停電発生時に自動でNASはシャットダウンします。
長時間の停電が発生しても、UPSの電源供給が絶たれる前に安全にNASがシャットダウンされるということです。
ただし、一度にUPSとUSB接続できるNASは一台までで、ハブなどは使えません。
同一メーカーの製品であれば、NAS一台とUPSは物理的に接続し、停電が発生したらLAN上でシャットダウン命令を他器に出すということができます。
ただし、メーカーが違うとLAN上で情報のやりとりができません。
私は興味本位でQNAP,Synology,ASUSTORの製品を使っているため、自動シャットダウン機能は使えません。
とはいえ、そこまで長時間の停電は発生していないため、最悪の事態は今まで発生していませんが。
【Mac Tips】NAS上の複数フォルダを自動マウントする方法
WindowsではNAS上のフォルダをネットドライブとして登録できますが、Macでは同じことを簡単することが出来ません。
ネットを検索すると、Automatorを使う方法が沢山出てきますが、イマイチ期待するような動作をしてくれません。
期待する動作
NAS上にある複数のフォルダを自動で、あるいはワンクリック程度の操作でマウントさせる。
scala様のブログを拝読していて、解決策が分かりました。
http://kinkon-kankon.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/mac-8ff1.html
ベースになっているのはあさこん様のページです。
http://www.1010uzu.com/boyaki/2014/10/nas-mount-at-login-on-mac-by-automator
1.Automatorを起動する
2.アプリケーションを選ぶ
3.ユーティリティ ー 一時停止 ー 2秒以上 と設定する。
4.ファイルとフォルダ ー 指定されたサーバを取得 ー 追加でNASを指定する
AFPとSMBの二種類がありますが、我が家ではAFPだと遅いのでSMBにしています。
マウントさせたい全てのフォルダについて、以下のように設定します。
smb://192.168.1.*/フォルダ名/
5.サーバへ接続を選ぶ
6.テストを行う
ここでマウントさせるフォルダがアンマウントされているかを確認して、右上の「実行」を選びます。
6.保存する
特にエラーがでなければ「アプリケーション」フォルダに保存します。
7.システム環境設定 ー ユーザとグループ ー ログイン項目 を選ぶ
先程作成したものを選び、自動起動するように設定します。
※認証パスワードをキーチェーンに保存しておけば、自動認証されます。
※Launchpadからキーチェーンを選べばパスワードの確認や変更が可能です。
ノートパソコンの選び方2016
これからパソコンをお買いになる方で、パソコンの形(タブレット、2in1、デタッチャブルなど)やタッチパネルの有無などを迷っていらっしゃる方の参考になればと思い、記事を投稿します。
Windows OSを使うのであれば、タブレットやデタッチャブル形式に拘る必要は無いと思います。
タブレットとして使えれば便利だな、と思ってタブレット型やデタッチャブルの機種を買ったこともありますが、結局キーボードとセットで使うことが多く、タブレットスタイルで使うことはほとんどありませんでした。
理由としては、iPadやAndroidタブレットに比べ、インターフェース自体がタッチ操作にのみ特化して最適化していない点、高解像度の製品が多いため、タッチ操作が難しくストレスが溜まるためです。
インターフェースはWindows10になって大幅に改善しましたが、メインのモードがデスクトップモードの方にとっては、全ての操作をタッチでまかなえるほど快適ではないと思います。
購入時に明確にタブレット形式で使う必然性がなければ、通常のノートで良いと思います。
続いて、タッチパネルですが、10.1インチまでならばついていても良いと思いますが、それよりも大きくなればなるほど、タッチパネルは必ずしも無くても良いかなと個人的には思います。
画面が小さければ体に近い位置で使おうとするため、タッチ動作も自然に行なえますが、画面が大きければその分キーボードも大きいですし、多少体との距離がひたくため、タッチ動作がしにくくなります。
加えて、画面が広いということは、手で操作しようとするときに、より広く手を動かさなければならないのでだるくなります。
そんなこんなしているうちに、タッチパネルを使うのが億劫になって使わなくなります。
我が家のデスクトップの一つは20インチタッチディスプレイですが、タッチで操作をすることなど殆どありません。(やっぱり、ずっと手を上げて操作するのはだるいです)
デフォルト装備ならばあっても良いと思いますが、別料金を払ってまで…という気がします。
Let's note CF-RZ5を使って感じましたが、10.1インチ程度で、ディスプレイが360度近く回転する変形型のモデルは意外と使い勝手が良いです。
この画面サイズならば、下手にタッチパッドを使うよりもタッチパネルを使ったほうが操作しやすい場面は多いですし、ディスプレイを回転させてタブレット型にしても、重量が軽いため操作が苦になりません。
また、このサイズならば無茶な解像度設定になっていないでしょうから、タッチミスなども多くはないと思います。
Windows8以降タッチパネル搭載機が増え、キーボードの付いていない純粋なタブレットモデルも出てきましたが、用途によってはディスプレイの可動域の広いモデルが使いやすいなと思った今日このごろです。
出先ではもちろん、座椅子に体育座りして、ディスプレイを150度程度開いて、太ももに乗せて使うのが最近のお気に入りです(笑)