くまの湯

温泉&デジタルガジェット好きの管理人がお役立ち情報を書いています。

三朝温泉 〜 旅館大橋

お休みが取れたので、三朝温泉『旅館大橋』さんにお邪魔してきました。

約1年ぶりでしたが、その間に施設自体がリニューアルされていたようで、内装が随分と変わっていました。

外装には大きな変更はないので、大橋ならではの「良い意味での古さ」は残されています。

 

温泉面での大きな違いは、ふくべの湯がなくなり、内湯が2つできた事です。

従来『循環+塩素』であまり有り難みのなかったふくべの湯ですが、源泉掛け流しに変わったのは大きな評価ポイントです。

(源泉掛け流し、という表現はどこにもありませんでしたが、脱衣所の成分表を見る限り、『循環』『塩素』という単語は見られませんでしたので、かけ流しではと思います。)

塩素臭も皆無ですので、良質な温泉を楽しむことが出来ますよ。

 

チェックイン〜21:00は岩窟風呂が女湯、上記せせらぎの湯が男湯です。

30分の清掃時間を経て21:30から入れ替えです。

従って日帰り入浴する際、男性は岩窟風呂には入れませんので注意が必要です。

岩窟風呂に入れなければ大橋である必然性は無いので、近くの別温泉でも良いように思います。(オススメは目の前の『三朝館』です)

大橋の岩窟風呂を楽しみたければ宿泊しましょう。

何気に知られていないようですが、せせらぎの湯に入る手前に休憩所があります。

こちらに無料のマッサージチェア(結構いい)がありますので、ぜひとも使ってみてください。

 

あと、今回は部屋の鍵を2本いただけました。

有馬温泉などでは当たり前のように頂けていましたが、三朝温泉の旅館で頂けたのは今回が初めてで地味に嬉しかったです。

2人で泊まっていると、鍵の管理が何かと面倒ですからね。

 

温泉も良いのですが、大橋といえばやはり料理。

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夕食前菜です。

あとは夢中になって食べていたので撮るのを忘れていました(笑)

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朝食です。

朝からボリューム満点!

おぼろ豆腐の中にわさびの茎が入っているほど芸が細かい。

 

じゃらんのレビューではところどころ荒れ気味なのが気になりますが、我が家では何はさておき大橋が一番泊まりたいお宿です。

南紀勝浦温泉 ~ ホテル浦島

G.W.を利用して和歌山県を訪れました。

お目当ては『ホテル浦島』です。

一気に紀伊勝浦まで行くのはしんどいので、1日目は島根発、岡山経由で新大阪へ。

2日目は特急くろしお号でお目当ての紀伊勝浦駅へ行きました。

こうすると13時前に勝浦まで到着するので、温泉を満喫できます。

 

チェックインは2時ですので、まずは腹ごしらえから。

和歌山ラーメンといえば井出商店ですが、本店は和歌山駅近くにあるため、のれん分けした『たんぽぽラーメン』へ行きました。

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13時頃に訪れましたが、店内はお客さんでいっぱいでした。

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スープは醤油がしっかりきいた甘めのものでした。

本家の井出商店にも行ったことがありますが、店内に入るやいなや強い豚骨のにおいがして、スープ自体も豚骨がよく効いた大変パンチの効いたものでした。

タンポポラーメンの場合、醤油の味の方が強いのか、豚骨は前面に出ていないように感じました。

豚骨臭が苦手な人にはお勧めです。

 

ラーメンを堪能したら、次は船に乗ってホテル浦島へ向かいます。

勝浦港の観光桟橋付近に浦島号が到着しますので、それに乗ってホテルに向かいましょう。

JR紀伊勝浦駅周辺マップ|那智勝浦町観光協会

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写真に写っているのがホテル浦島ですが、これでもまだ全景ではありません。

ホテルというより、一つのアミューズメントパークのような場所です。

 

ホテル浦島には6つの温泉があり、それぞれに特徴があります。(泉質は一つを除いてほぼ同じですが)

注意したいのが山水館にある温泉です。

営業時間が短いもの、翌朝の営業がないものもありますので、早めにまわることをおすすめします。

3つ以上の温泉に回り、各浴場に備え付けられているスタンプを押したら、粗品として入浴剤をもらえます。(バスキング謹製ですが/笑)

 

温泉はすべて源泉掛け流しです。

一部を除いて白濁した硫黄臭の強いお湯で、島根県ではまずお目にかかれない珍しいものです。

温泉好きならば一度は訪れたいところですね。

中でもすばらしいのが忘帰洞と玄武洞でしょうか。

それぞれ洞窟の中に浴場があり、露天からは海が見えます。

 

山水館にある温泉では、地上32階・33階から紀伊勝浦を一望できます。

また、館内には狼煙山遊園というところがありますが、とてもホテルの一部であるとは信じがたい、本格的な観光ができます。

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是非2時にチェックインして、半日がかりでホテル浦島を堪能することをおすすめします。

【はわい温泉】望湖楼【鳥取】

鳥取県にある『はわい温泉』をご存知でしょうか?

はわい温泉というと「日本のハワイ」と評される事が多く、イメージ的にチャラい感じがしていたので(失礼!)今まで避けておりましたが、機会があって望湖楼という宿に宿泊してきました。

こちらは1000円で日帰り入浴も利用できます。

 

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)だそうです。

無色透明でごく僅かに温泉特有の臭いがしますが、お湯自体に際立った特徴があるわけではありません。

しかし、何よりも感動したのは源泉かけ流しで人工的な温度調節や加水を一切していないという点です。

源泉温度は50度台半ばと高めですが、湯量を調整することで温度調整をしているとのこと。

源泉温度が高いと加水されることも多いのですが、源泉そのままを楽しめるというのは素晴らしいですね。

常日頃から源泉温度が高い温泉はこのように湯温を調整すればよいのに…と思っていた私にとって理想的でした。

 

そして、望湖楼という名前にもあるように、水上の露天風呂は大変魅力的です。

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左が男湯で、右が女湯、右端にある小さな建物は卵風呂です。

宿泊客は卵を貰い、卵風呂に25分つけておいて温泉卵が楽しめます。

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男湯と女湯は朝入れ替わるので、内湯とあわせると計4つの温泉を楽しめます。

写真の男湯と女湯は大きさが全然違うように見えますが、実際の湯船を比べてみれば、さほど違いを感じるほどではありません。

 

湯船によって『熱い』、『丁度良い』と色々あるようで、加水をしないために繊細な調整が難しいのか、それとも寒いので熱めにしていたのかは定かではありませんが、やはり加水なしというのは最高です。

 

一つ欠点を挙げるとすると、内風呂と露天風呂が離れていることでしょうか。

この季節はかなり寒いので、熱めの露天風呂につかってのぼせそうになっても、なかなか湯船から出て休憩…というわけにはいきません。

それを考えると、春・秋の暑すぎず寒すぎずの季節が良いかもしれませんね。

 

中居さんのサービスも大変よく、真心が伝わってくる接客が大変印象的でした。

鳥取で日帰り1000円といえばめちゃくちゃ高いわけでもありませんし、温泉自体最高ですので、機会があればぜひ訪れてみてください。

プランにもよるかもしれませんが、宿泊だとこれでもかという程アメニティやサービス品がつきます。

【銭湯】スーパー銭湯白旗(千葉県 蘇我駅周辺)

現在千葉県に出張中です。

今回宿泊しているホテルの周辺には日帰り温泉がないため、銭湯デビューを果たすこととなりました!

蘇我駅周辺にあるスーパー銭湯白旗は、千葉県の中でも比較的規模の大きい銭湯だそうです。

そこら辺も含めてレビューしていきたいと思います。

 

ネットで地図を見る限りは「蘇我駅」から近そうですが、ところがどっこい、歩くと10分くらいかかります。

今の時期行き着くだけで汗だくです(笑)

初めての場所なので、スマホを片手にgoogle mapのナビ機能を使っていきました。

昨年の今頃は、買ったばかりのAQUOS PHONEを片手に、マップアプリを使って福岡は博多のホテル八百治まで温泉に入りに行ったものですが、ここ一年で地図アプリの使い勝手も大分よくなってきたように思います。

 

白旗では、入ってすぐのところにある自販機で券を買います。

いろいろなボタンがあるので、料金はネットなどで事前に調べておいた方がよいかも。

今回はタオルも何もなく、サウナにも入りたかったため、「手ぶらセット(900円)」にしました。

入浴料+サウナ利用料+貸しボディタオル+貸しバスタオル+シャンプーがセットになっています。

島根の格安温泉に慣れている身としては、ちょっと高めの設定な気がしますが、こんなものかもしれませんね。

 

県内随一の規模だそうですが、特段大きいという事もないように思います。

(ローカルネタで恐縮ですが、面積的には島根県さぎの湯荘の内風呂+外風呂の面積と同程度くらいでしょうか。)

風呂式バイブラ風呂というのは、最初何のことか解りませんでしたが、浅めで足を伸ばして座れるお風呂で、ジャグジーになっているようです。

電気風呂は、広島県のホットカモという温泉施設で体験済みでしたが、白旗の場合手を入れるだけで指が反るほどの電流で、とても入ることは出来ませんでした。

ただ、ほかの方のレビューを見る限りだと皆さん普通に入ってらっしゃるようですので、私がビビりなだけかもしれません(笑)

露天風呂もありますが、壁も天井もあるため、外の景色が眺められるわけではなく、ただ壁に小さな富士山が書かれているだけです。

私が入ったときはラベンダーの湯だったのか、お湯が青紫色になっていました。

 

カランはそれぞれの席に二つありますが(赤・青)、回しても何も起こりません。

押したら熱い湯と冷たい水が出ますので、それぞれ混ぜてうまい具合に温度調節をして下さい。

 

サウナ料金を払った方は、入り口で卑猥な形をした(ようにしか見えない)鍵をもらいます。

サウナのドアにはノブが無く、代わりに細長い縦溝がありますので、そこに鍵を入れ、溝の上部に鍵のくびれた部分を引っかけた状態で手前に引くと、ノブのようにドアを引き開けることが出来ます。

内側からは押すだけで開けられます。

鍵の使い方についてはどこにも書いてなかった上に、入り口でも説明されなかったため、不親切な感が否めませんでしたが、地元の方が使い方を教えて下さいました。

 

脱衣所にはドライヤーがありますが、20円入れないと使えないようです。(時間は3分です)

ドライヤーの横には「防犯カメラがまわってます」との張り紙が…脱衣所を撮られているというのはあまりよい気がしませんし、ぐるっと見回してみてもカメラらしきものは見つけられませんでしたが、銭湯荒らし対策とドライヤーを不正に使われないための対策では無いかと思います。

(ドライヤー → 20円入れないと通電しない機械 → コンセント)となっているので…

 

蘇我駅周辺には日帰り温泉施設は無いようですので、ホテルのユニットバスだと物足りない…という人にはよいかもしれません。

ただ、張り紙にしろサウナにしろ、一見さんには解りにくいところが多いため、解らないことがあれば気軽に周りの人に聞かれるとよいと思います。

 

 

【皆生】東光園 〜 おすすめ日帰り温泉【鳥取】

週末を利用して皆生温泉に入ってきました。

今回お邪魔したのは『東光園』さんです。

 

老舗旅館やホテルの中には、宿泊客が多い時に日帰り入浴を断られる所もあります。

実際、昨年米子を訪ねた時に「どこか温泉に…」と思って、いろいろな旅館に電話をしてみるものの、繁忙期だったせいか断られる事が多く、それでもOKをもらったのが東光園でした。

 

東光園の魅力と言えば、皆生温泉で唯一、弱アルカリ性の泉源を持ち、弱塩類泉とあわせて二種類の異なった温泉を楽しむ事ができるという点に尽きます。

 

〜 それではここから温泉レビューです 〜

1.脱衣所

T字カミソリや櫛、ヘアトニックなどアメニティが充実しています。

鍵つきロッカーもありますが、大きくはないため、財布や鍵・眼鏡など手回り品しか入れられません。

相方が出るのを待つのにタブレットを…なんて持っていくと、置き場に困ります(笑)

 

2.洗い場

カランもたくさんあるため、繁忙期もそんなに待つ事も無いでしょう。

アロマシャンプー・リンス・ボディーソープがあります。

こちら、洗い終わったら結構体中がオイリーな感じになって、まるでボディービルダーの方がオイルを塗ったかのような感じになります。(…単に私の肌がオイリーだっただけかもしれませんが)

しっかりシャワーを浴びて泡も落とした状態でも、結構身体がテカテカしていたので、こんなものなんだろうな…と思いつつ、一路露天風呂へ。

露天風呂は弱アルカリ性の、洗浄力の強いお湯です。

入った瞬間、体中のオイリーな感じがスーーッと引いていく感じがしました。

かなり主観的な感想になってしまいますが、洗浄力の高い素敵なお湯です。

こちらの外湯で良い点は、源泉の温度が低い事。

所謂冷泉だと思います。

一般的に皆生温泉は高温泉が多いため、加水が必須ですが(内湯はそうです)、外湯に限っては逆に加温という処理がなされているため、これによって泉質が若干変わる事はあったとしても、薄まる事はありません。

 

次は内湯です。

皆生温泉らしい塩湯ですね。

塩分濃度はそこまで高くないと思いますが、(島根県出雲市のえんや温泉などは、顔にお湯をかけただけで、飲まなくても塩っからさがわかりますが、こちらはそこまで感じませんでした)、体中がポカポカになる良い湯でした。

 

以前訪れた時にどこかに書いてありましたが、この弱塩類泉と弱アルカリ泉の組み合わせが抜群に良いのだとか。

特に意識をしていた訳ではありませんでしたが、普段以上に長湯をしてしまいました。

最近一番のあたり温泉でした。

 

最後に気になる塩素ですが…多分塩素系の消毒はしていないのではないかと思います。

たぶんと書いたのは、HPを見る限りでは「源泉掛け流し」となっていますし、実際塩素の臭いもしませんでしたし、実際に脱衣所にあった成分表示を見ても、温泉に影響を与えるものの項目に塩素が無かった(塩素に寄る消毒は無しとの表示あり)ためです。

ただし、脱衣所の成分表の紙が貼ってある下の壁にプリントされていた文字に、「温泉に影響を与える項目:循環・塩素」と書いてあり、これはよく温泉に貼ってあるような共通パンフレット的なものなのか、それとも東光園でそうなのか…というのはイマイチよく解りませんでした。

 

ともかくも、入湯料は1000円と割高ですが(でも旅館系なら標準か…)、それだけ払っても惜しくない良い温泉でした。

妻も満足だったようで、一時間以上入っていました。

 

三朝のあるきかた

鳥取県西部に位置する三朝は、『ラジウム泉』で有名な温泉街です。

温泉はもちろん、風情のある街並みも大変おすすめです。

このたび、たまたまお休みがとれたので、奮発して「旅館大橋」に再来しましたが、今回も嬉しい企画をしていらっしゃいました。

その名も「ワンコイン湯めぐり」。

日帰り入浴すれば800円~1500円かかるところが、300~500円という格安で利用できるようになるチケットです。(期間は宿泊している間のみですが)

どうやら、インターネットからの宿泊予約をすることでもらえるチケットのようです。

現在利用可能なのは、依山楼岩崎、旅館大橋、斉木別館、万翆楼、三朝館、後楽で、期間によって利用可能施設は変わるようです。

今まで岩崎、大橋、万翆楼にネット予約して泊まった際にはもらえましたが、その他の宿でもらえるかどうかは定かではありませんので、気になる方は宿泊前にお問い合わせください。

 

利用可能時間帯は17:00~19:00、7:00~9:00。

ですので、温泉を堪能しようと思えば、15時頃チェックイン→宿泊宿の温泉を堪能→湯めぐり→食事→休憩して再入浴・・・なんてすれば、温泉を堪能できますよ。

ただし、湯あたりには要注意です。

 

ここから大橋の口コミに移りますが、今回は初めて『温泉付き客室』を選んでみました。

上記プランに則って、3時にチェックイン→大橋の温泉(ふくべの湯)→休憩→三朝館→夕食→休憩→部屋についた温泉→休憩→大橋の温泉(岩窟風呂)という流れで、人生初と言っていいほど温泉を大満喫しました(笑)

 

大橋では21時を境に男湯と女湯が切り替わりますが、目玉の『岩窟風呂』は21時までが女湯、21時以降が男湯(朝も)となります。

もう片方のふくべの湯は、露天風呂に行く階段の出口付近(のみ)が外から若干見える作りになっているため、日が明るいうちには女湯にはできない・・・ということでしょう。

ふくべの湯は循環式ですが(ただ、今回塩素臭さはほとんど感じませんでした)、岩窟風呂は完全な掛け流しで、ラジウム含有量が多い「トリウム泉」なる特殊なお風呂もあるため、食事後であっても是非是非利用したいところです。

 

また、今回は日帰り入浴で三朝館を利用しましたが、こちらもオススメ温泉です。

塩素を利用しない、紫外線を使った消毒を行う数少ない温泉でして、それ故にもちろん塩素臭はありません。

三朝温泉といえば依山楼岩崎・・・というところもありますが、こちらは左の湯が循環、右の湯が源泉掛け流しとなっているため、日帰りで利用した際に循環式が当たると少々悲しい思いをしますので、今回日帰りでは利用しませんでした。

 

【鳥取】オススメ三朝温泉

鳥取県の西部に三朝温泉があります。

 

 

鳥取県の西部に三朝温泉があります。

昔ながらの温泉街の情緒を残した、素敵な町並みとお湯を楽しむことが出来ます。

こちらは日帰り温泉施設はほとんどなく、旅館で日帰り入浴出来るところがあるくらいですが、オススメがいくらかあります。

 

(1)旅館大橋

国の有形文化財に指定された建物は、古いものの、手入れが行き届いて情緒たっぷり!

三朝温泉内で唯一、ラジウム含有率の高いトリウム泉を有する旅館です。

温泉は「岩窟の湯」と「ふくべの湯」の二つがあり、前者が源泉掛け流し、後者が塩素消毒+循環です。

岩窟の湯は前半女性、後半男性の入れ替え制で、男性は日帰りで岩窟の湯に入ることが出来ないため、日帰り利用は女性のみオススメです。

サウナは「ふくべの湯」についています。

ただし、こちらの旅館は食事が際立っておいしく、サービスもピカイチですので、是非とも宿泊をお試しください!

あと、6月中旬に行くと蛍が見れるので良いですよ。

 

(2)三朝館

塩素を使わない特殊な消毒法を採用しているため、塩素臭くありません。

温泉施設も清潔感あふれてオススメです。

ただし、サウナはありません。

 

(3)三朝ロイヤルホテル

宿泊のレビューは可もなく不可もなくといったところですが、温泉はなかなかいいですよ。

特に、緑あふれる露天風呂は本当に和みます。

数年前に訪れたときに、脱衣所が少々におったのが唯一残念でした。

日帰り入浴がオススメです。

 

(4)依山楼岩崎

庭園風呂が有名なところですね。

前々から一度訪れたいと思っていたところで、一度宿泊させていただき、2度くらい日が得る入浴でお世話になりました。

悪くはないのですが、多少「レジャー系温泉」なところが否めないかなというのが素直な感想です。

私は泉質が良ければ満足なタイプなので、だだっ広い色々な庭園風呂を一度に楽しめる、というコンセプトはそこまできませんでした。

ただ、景観などの環境を重視される方にはオススメな温泉だと思います。

料理も案外普通でしたので、日帰りでも十分なのかなと思います。