くまの湯

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【奥出雲】民宿たなべ

奥出雲町には4つの温泉施設がありますが、その中の1つ『民宿たなべ』の日帰り入浴をご紹介します。

船通山山麓に位置する宿泊施設で、すぐ近くにある斐乃上荘と併せて、これらの温泉は斐乃上温泉と呼ばれています。

共通する特徴として、pHが9を超えるアルカリ性単純温泉です。

 

まずは施設のスペックから。

【利用時間】

10:30〜17:00

※外部向けのパンフレットにはこのように記載されていることが多いですが、脱衣所の張り紙には夜7時まで利用可能と書いてあります。

団体が利用している際には外湯の利用を調整したりもするようですので、町外からいらっしゃる場合は事前に問い合わせられることをお勧めします。

 

【施設】

鍵付きロッカーあり。シャンプー・リンス・ボディーソープ完備。内湯と外湯がありますが、外湯は季節によって利用できない場合もありますので、ご了承ください。(夏は虫さんがたくさんいて、場合によっては利用しにくいかもしれません。冬は名だたる豪雪地域ですので、雪の具合によっては利用できない場合もあると思います。)駐車場はそこそこ広いので大丈夫だと思います。

 

続いて温泉レビューになります。

近隣の斐乃上荘が半循環(半分循環させて、半分は新しいお湯を投入するスタイル)に対して、こちらは源泉掛け流しになります。

ただし、源泉温度が低いということと源泉保護の観点から、加水・加温がなされています。

そのせいか斐乃上荘のお湯がヌルヌルするのに大して、こちらのヌルヌルは若干あっさり目かなと思います。

ただ、源泉掛け流しのせいか、お湯の匂いをかぐと斐乃上荘では感じられない、微かな温泉独特の香りがします。

決して強くはありませんし、不快なものではありません。

 

男湯と女湯は日によって違うようで、また宿泊者の男女比によっても違うと思いますが、入り口から入って向かって右側の温泉の方が広いように思いました。(2回利用したことがあり、左右両方の温泉に入った感想です)

斐乃上荘と比べたメリットとして、こちらには内湯だけでなく露天風呂があります。

前述の通り、季節によって利用できない場合があるという張り紙がありましたが、該当するのは夏場と冬場かと思います。

夏場ですが、どうもアブが出るらしく、外湯の貼り紙に「アブに注意を」と書かれていますが、注意のしようがありませんので、出てきたら内湯を楽しみましょう。

奥出雲町は自然が豊かで、自然とともに共存している町です。

外湯・内湯と限らず虫が出てくる可能性はありますが、だからといって嫌いになってほしくないなと思います。

私も虫は苦手で、生理的に受け付けませんが、自然と共存する以上仕方がないと納得しています。

あと、この地域は冬季に大量の雪が降ります。

島根県民の常識を逸脱するくらい凄い雪が降ることも多々あり、外湯が利用できなくなる場合もあると思いますが、自然には逆らえませんので受け入れましょう。

余談ですが、この地域はバスが通る都合上除雪はされますが、それでも道路にある程度の雪は残っており、場合によって除雪機によって踏み固められ、凍っている場合もあります。

車を運転できないほどではありませんが、標高が高くなるほど気温は下がりますので、お気をつけていらっしゃってください。

 

前述の通り、奥出雲町には4つの温泉施設があります。

温泉宿泊施設として名高いのは『亀嵩温泉 玉峰山荘』で、泊まるとなるとまずこちらが候補に上がると思います。

もちろん、温泉・施設・サービス共にピカイチですし、奥出雲町唯一のサウナもある施設ですので、是非とも積極的に利用していただきたいのですが、やはり大規模施設だけあって温泉は循環、塩素消毒となっています。

私もしょっちゅう利用させていただいておりますし、そちらで出会った宿泊客の方も玉峰山荘が気に入って毎年来るんだ、という方も多いです。

玉峰山荘に宿泊された方にも是非利用していただきたいのが、斐乃上温泉の日帰り入浴です。

島根県の温泉の多くが無色透明の温泉で、際立った特徴がないのが特徴となっていますが、斐乃上温泉のヌルヌルしたお湯は立派な特徴だと思います。

玉峰山荘からは片道45分前後かかるとは思いますが、こちらまでいらっしゃったのならば利用しなければ損というレベルの優秀な温泉です。

湯よりも施設に重きを置かれる利用者様の場合は無理にお勧めしませんが、純粋にお湯を楽しみたいんだ、というお客様の場合、斐乃上温泉を体験せずに帰られるのは際立ってもったいないです。

是非ともこちらも利用していただきたいです。

 

島根県の温泉といえば、まずあがってくるのが玉造温泉ですが、こちらは源泉温度が際立って高く、加水・循環がベースになっていますので、純粋な温泉好きにはお勧めしません。

施設や食事が充実している旅館は数多いですし、温泉街としての雰囲気もいいと思いますが、源泉掛け流しの温泉はないのが現状だと思います。

温泉が好きで島根県東部を訪れられるのであれば、出雲だとウェルシティ出雲(珍しい濁り湯で、近隣でにごり湯の『らんぷの湯』は最近休業しています)、安来だとさぎの湯温泉、大東だと海潮温泉(潮荘でも桂荘でも満足度は高いと思います)、雲南市だと塩ヶ平温泉、飯南町なら(既に東部ではない気がしますが)ラムネ温泉や加田の湯、奥出雲町だと斐乃上温泉がお勧めです。

それ以外は循環・塩素の影響が強い温泉ですので、地元民ならそれでも許容な温泉はありますが、県外からいらっしゃったお湯目当てのお客様にお勧めの温泉はありません。

湯よりも湯船や外湯の作り、サウナの有無を重視する方ならいざ知らず、泉質を重視されるならば、上記のお勧め温泉に行かれることをお勧めします。