【レビュー】Solo-Tourist アブロードキャリー57 ブラック AC-57
先日紀伊勝浦を旅行してきましたが、途中那智山等に寄る予定だったため、肩にかけられるリュックサックタイプのキャリーバッグを探していました。
選択肢はそう多くはなく、色々探したところ『地球の歩き方オリジナルキャリー』か『アブロードキャリー』のどちらかまで絞りました。
両方ともレビューはそこそこでしたが、『地球の歩き方オリジナルキャリー』の場合、所々のレビューに「ネジが突き抜けている」等といった記述を散見したため(実物を確認したわけではありませんので、実際どうかはわかりません)、アブロードキャリーの方を購入しました。
以下、3泊4日の旅行に使ってみた感想です。
購入の参考になればと思います。
大きさに関しては、冬服のような嵩張る服を入れない限り、3泊4日の荷物を納めるには十二分かとともいます。
タブレットをはじめとした様々な機械類を持ち運びますが、容量の面で困ったことはありませんでした。
最初はキャスターも安定していると思いましたが、使っていて困ったことが何点かありましたので、購入を検討されている方のために書いておきます。
島根を出発するまでは全く困りませんでしたが、岡山駅で新大阪駅行きの新幹線に乗り換えようと移動していた際、人があまりに多く、その合間を縫って駆け足で進もうとしたらうまい具合キャリーを動かすことができませんでした。
車輪が2つしかなく、一方向にしか進めないため、微妙なハンドリングができないためではないかと思います。
新幹線の中でも、通路で人とすれ違う時には、キャリーを横向きにすることができなかったため、手で持ち上げざるを得ないシーンが多々ありました。
人がたくさんいて、即座にキャリーを動かさないといけないシーンでは結構動揺します。
これはアブロードキャリーの欠陥というより、車輪が2つしかないモデル共通の事だと思います。
雑踏の中で素早く動かすには、やはり車輪4つを備えた通常のキャリーが強いと思いました。
しかし、那智山に到着したときにこのキャリーの真価が発揮されました。
階段が多いため、通常のキャリーでは辛いところですが、このキャリーはリュックサックのように背負うことができ、また重さが分散する設計になっているため、比較的楽々担ぐことができました。
以上の点より、リュックサックタイプの使い方が必要な方にはおすすめなキャリーだと思います。
ただし、そのような使い方をしないのであれば、車輪が4つついた、全方向への移動が楽な通常のキャリーをおすすめします。