今回は久しぶりにNASの記事になります。
メッシュWi-Fiの子機にNASを繋いだ際の反応&ASUSTOR製NASのADM更新に失敗した際の対応がメインです。
1. はじめに
パソコンやタブレットなど、複数の端末を使っているため、自宅ではNASを活用しています。
SynologyのDS918+をメインで運用していますが、これまでQNAP社やASUSTOR社のNASも使ってきました。
部屋の構造上、寝室とリビングにネットワーク機器を設置し、有線でNASを繋いでいます。
最近HDDの駆動音がやけに気になるようになって、別の部屋に設置できないかな、と考えるようになりました。
2.メッシュWi-Fi子機にNASを繋いだらどうなるか
我が家ではメッシュWi-Fi環境を構築しています。
安定性は明らかに下がると思いますが、寝室やリビングから離れた部屋にNASを設置すれば静かになるな、と思って実験してみました。
Synology DS918+(有線接続)
QNAP TS-221(有線)
ASUSTOR AS-202TE(メッシュWi-Fi Orbi子機にLANケーブルで接続)
予想通り大幅に速度が落ちましたが、何となくファイルサーバとして使う分には何とか使えてます。
動画を保存してPCやChromecast経由で再生する程度ならコマ落ちせずに使えています。
ただ、速度は全く出ませんので、頻繁にデータの入れ替えをしたり、大容量データを扱う人にはお勧めできません。
遅くて良いならそこそこ安定して使える、かも?
3. ASUSTORでADMが更新できない
今回の実験のために2016年以降使ってなかったASUSTOR製NASを久しぶりに引っ張り出してみました。
ADMのバージョンが古すぎるので、最新版にアップデートします。
・・・が、何がいけないのか、自動更新も手動更新ももれなく失敗します。
ADM上からHDD初期化も出来ません。(工場出荷時に戻す設定を選んでも、先に進むことが出来ませんでした。)
ADMの更新に失敗する際のフローチャートは以下の通りだと思っていますが、違っていたら教えてやってください。
自動更新失敗⇒ASUSTORのHPからADMデータをダウンロードして、手動更新⇒失敗したら初期化
ただ、私の場合全て失敗したので、色々調べて次の手を打ってみました。
現在使用しているHDDを外し、手持ちの別のHDD1基を入れます。
そうすると初回セットアップが始まり、その一環でADMの更新が行われます。
ということで、新規セットアップをすることで問題なく最新版のADMへの更新が出来ました。
その後試しに元のHDD2基に変えてみましたが、ADMのバージョンは元に戻ってしまいました。
NAS内のメモリーなどにADMのデータが格納されているのだと思っていましたが、どうやらHDDに紐付けされて保存されているようです。
余談ですが、HDDを左右逆に差しても普通に認識されました。
ということで、いよいよ更新に失敗したら、別のHDDに入れ替えてみる、というのが得策かもしれません。
ただ、そんなに都合良くHDDなんて持ってないですよね・・・まあたまたま持っていたので対応できましたが(^^;