PCとコンポをワイヤレスで繋いでみよう
スピーカーがステレオではなかったり、音質が悪い場合は外部スピーカーを試してみるのも一つの手です。
最近ではBluetooth対応のスピーカーも数多くあり、音質の評価がよいものも増えてきました。
このブログでも以前紹介した、OnyxStudioや
JBLのChargeシリーズなんかもなかなかよいです。
実売価格で10,000~20,000程度出せばそこそこのスピーカーに出会える場合もあります。
ただ、もしお家に余っているコンポがあるなら、それを有効利用するという手もあります。
その場合はワイヤレスオーディオレシーバーというものを使います。
Bluetoothに対応したパソコンの音声をワイヤレスで受信できる機器で、そこから各種ケーブルを使ってコンポなどに接続することができます。
我が家にはマランツ製のプリメインアンプとaudio proのスピーカーでコンポを組んでますが、入力がたくさんあるので使ってみることにしました。
使用したレシーバーはヤマハ製YBA-11というもので、ネットの評価もそこそこ高いです。
勘違いというのは怖いもので、右側の黒いケーブルがステレオミニかな、と思っちゃったんですよね。
よく考えると、横のオレンジが同軸ケーブルなので、右の黒いのは明らかに電源ケーブルなのですが、それに気づいたのはヨドバシから出荷メールが来た後でした。
愛用しているプリメインアンプはアナログ入力しかもっていませんが、YBA-11は同軸デジタルの出力しかもっていません。
やむを得ず急遽手配したのが、同軸デジタルをアナログに変えてくれるDAコンバーターです。
amazonを見ていると、中国メーカーで価格も安くレビューも比較的よいものがいくつかありましたが、レビューをざっと斜め読みすると必ず出てくるキーワードが「ノイズ」でした。
よって、同じ中国メーカーには違いありませんが、オヤイデ電気が輸入代理店をしているFiiOのD03Kにしてみました。
(直輸入品は半額で買えますが、保証など不安があったのでヨドバシでオヤイデ版を購入しました)
出力はRCAかステレオミニでいけますが、マニュアルによるとヘッドフォンを直接指すことはできません。
最初は突然音や接続が切れることもありましたが、ネットの記事を参考にしていくつか対策をしたら大丈夫になりました。
対策その1)
定番ですが、デバイスマネージャーでBluetoothの元締めのプロパティを見て、省電力設定を切ります。
これでも改善しない場合は以下の設定をします。
「コントロールパネル→ネットワークとインターネット→アダプターの設定の変更」で、Bluetoothネットワークを無効にします。
我が家ではこれで安定性がぐんと上がりました。
Bluetoothをかませる事で音質の劣化は避けられないかとは思いますが、個人的な感覚では、機器によってはそこまで気にならないような気がします。
むしろ利便性の方が勝ります。
以下の設定のせいかはわかりませんが、Bluetoothの設定から「BluetoothデバイスによるこのPCの検出を許可する」にチェックを入れると、パソコンを立ち上げた時に自動でオーディオレシーバーと繋いでくれるようになりました。
ただ、これにチェックを入れなくても自動でつながるかもしれません。
オーディオレシーバーを選ぶ際には、必ず出力について確認しておきましょう。
YBA-11単品ですめば安い買い物でしたが、余計なものまで買う羽目になり、財布にも電気代にも音質にも優しくありませんでした(^^;
(できる限り中継する機器数は少ない方が音質的に有利でしょうから)