くまの湯

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古いPCを快適に使う方法

「パソコンの動きが遅い」「OSのサポートが切れる(た)」方向けに、LinuxやChromeOSの導入を勧める記事や動画を目にする機会が増えました。

古いPCやWindows11にアップグレードできないPCがいくつかありましたので、LinuxやChromeOS Flexを入れてみました。

すべての環境で同じ結果になるとは限りませんし、試して見られる際には自己責任でお願いしたいですが、何かお役に立てればと記事にしておきます。

(1)東芝Dynabook RZ82(2015年発売 デタッチャブルPC)

32GBのSDカードをChromeOS Flexのインストールメディアにして、カードリーダーを使ってPCと接続しました。

《注意事項》

公式サイトには8GB以上のUSBメモリを使うようにとありますが、ジャスト8GBのUSBメモリは使えませんでした。

実容量が7.3GBくらいだからでしょう。

USBインストーラーを作り、単にPCにさして起動するだけではインストールが始まらない場合があります。

BIOS画面からインストールメディアを指定して起動したり、起動デバイスの優先順位の設定をする必要があります。

Wifi接続、キーボード入力共に問題なく、初回セットアップはスムーズに終了しました。

Androidタブレットのように使えますが(正確にはchromebookですが)、スリープ状態から復帰した際になぜか音がでなくなります。

音量関係の設定を変更してもなおらず、ただ、シャットダウンか再起動をすれば普通に使えるようになります。

今のところ、スリープは使わず、使い終わったらシャットダウンすることにより問題なく使えています。

10年前のPCが快適に使えるようになる、というのは嬉しいものですね。

とはいえ、ChromeOS Flexではストアが使えませんので、アプリのインストールはできません。

ネットやメール、動画視聴、Google謹製各種ツールの使用は問題なくできるので、その用途内で事足りるのであればおすすめです。

 

(2)Lenovo Yoga Book for Windows(2019年発売 タッチキーボード搭載)

《注意事項》

microUSBポートしかないため、USBメモリを使用する際には変換アダプタが必要です。

microSDスロットはありますので、microSDにUSBインストーラーを入れても良いと思います。

音量(+)と電源ボタンを同時に押して起動をするとBIOS画面にいけますので、起動ディスクを選択します。

他のOSをインストールすると、Haloキーボードが大きなタッチパッドと化して、キーボードとして二度と使用できなくなります

2つ折りにしてタブレットのように使おうとすると、裏にあたった手に全画面タッチパッド(Haloキーボード)が干渉します。

まずはZorinOSを入れてみました。

インストール自体は正常に(?)進みますが、初回起動時に画面が90度回転しており、まさに縦長タブレットのような形になります。

自動回転を解除しても改善しません。

自動回転有効のまま本体を回転させ、いい具合になったら自動回転を解除すると、そのままの画面が維持されます。

ただし、次回起動時にはもとに戻っているので、実用的ではありません。

ターミナルから修正を試みましたが、うまく行きませんでした。

また、bluetoothキーボードを繋いでも、次回起動時には接続情報が保存されておらず、再度ペアリングする必要がありました。

ZorinOSはインストールせず試用ができますが、そちらではサクサク動いていたものが、実際にインストールするととても重くて使い物になりませんでした。

私自身Linuxに慣れていないせいもあると思いますが、一台パソコンがダメになったかと思い悲しくなりました(^^;

 

気を取り直して、今度はLinuxMintを入れてみました。

結果はZorinOSとほぼ同じでした。

 

さて、最後はChromeOS Flexです。

microSDスロットにインストールメディアを入れてもうんともすんとも言いませんでしたが、変換アダプタ越しに同じmicroSDカードを接続したら、何とかインストール画面に進むことができました。

 

ただし、どう頑張ってもインターネットに繋がりません。

内蔵無線LAN機能が全く働いておりません。

手持ちの無線LAN子機を変換アダプタを使い接続したところ、何とかインターネットに繋がりました。

Haloキーボードが使えないため、変換アダプタにUSBハブをつなぎ、無線LAN子機と有線キーボードを使い、何とかセットアップ終了。

Youtubeを見ようとしますが、どうも音が出ません。

更に、bluetoothも繋がりません。

中の様々なパーツとの相性が悪いようです。

 

TP-Linkがブルートゥースwifi USBアダプターというものを出しているのですが、こいつをさしてもbluetoothはつながるものの、無線LANは使えません。

(対応OSはWindows10/11のため、TP-Linkが悪いわけではありません)

最終的に、変換アダプター+USBハブ+無線LANアダプタ+bluetoothアダプタ+bluetoothスピーカーで何とか普通に(?)使えるようになりました。


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ここまでして使うものではない気がします(笑)

 

(3)LIVA Z(2019年購入 ミニPC)

《準備物》

タッチ対応モバイルディスプレイ

Type-Cケーブル2本(ディスプレイ給電用+タッチ用)

HDMIケーブル

有線キーボード、マウス(初回設定用)

bluetoothキーボード、マウス(通常使用用)

8GBのUSBメモリにZorinOSを入れて、BIOS画面からUSBデバイスを起動して、インストールを行いました。

初回セットアップも問題なく終わり、毎回起動直後はややもたつく印象ですが、少し時間が経つとサクサク動きます。

低スペックPCのため、Windows10ではいつの間にか使うのが嫌になるくらいモッサリしていましたが、ZorinOSに変えてからびっくりするくらいに生まれ変わりました!

Windowsユーザーでも使いやすいUIのためオススメですが、やはりLinuxならではのお作法などありますので、色々勉強しながら使う必要があるように感じました。

ちなみに、この記事もこのPC&MX Keyキーボード(unifying)&M557マウス(bluetooth)で書いています。

 

まとめです。

タブレット的な使い方をしたいのであれば、ChromeOS Flexをおすすめします。

Dynabook、Yoga Book for Windows共にタッチ操作が快適ですし、Yoga Book for Windowsのように中のパーツとの相性はあるものの、全体的に使い勝手が良いです。

セキュリティ対策もしっかりしているようです。

 

Linuxを使ってみたいけど、ずっとWindowsばかり使ってきたので使用感が変わるのは…という方にはZorinOSをおすすめします。

直感的に使えるので困ることはないと思います。

Linux自体セキュリティを重視して設計されてはいるものの、仕組みがわからず初期設定のままで使うのは怖いので、ある程度勉強しながら使える人向きな気がします。