家ではQNAP、Synology、ASUSTORのNASをメインで使っています。
帰省時には現役引退したBaffalo製NAS(LS-VLシリーズ)を持ち帰るのですが、こちらの調子が最近悪いのです。
フォルダやファイルへのアクセスに異様に時間がかかるため、帰省日前日に思い立って初期化をすることに。
LS-VLの設定変更はWeb管理画面から行います。
Windows標準のフォーマットとは違い、初期化が完了するには4つの段階を経なければならないようで、しかもそれぞれがべらぼうに時間がかかるのです。
結局、出発時間まで初期化が終わらなかったため、そのまま放置して出かける羽目になってしまいました。
テラレベルのHDDのフォーマットに時間がかかるのは間違いないのですが、メーカー独自のやり方でフォーマットをする場合、さらに時間がかかるのを覚悟したほうが良いようです。
ということで、帰省日当日に思い立ったのが以下の2つです。
1.古いパソコンを使ってDLNAサーバをたてる。
2.SDカードに入れられるだけ動画&音楽を詰め込み、それをCOWON V5に入れて、更にV5をHDMIでモニターに繋いで使う。
1に関しては、古いWindowsにKodiをインストールし、動画や音楽の入ったフォルダを指定しておけば、iPadやAndroidタブレットから視聴出来るようになります。
2に関しては、小型化が進んで遺物となりつつある、フルサイズのSDカードを有効活用したいと考え思いつきました。
一昔前まではSDカードが主流でしたが、ガジェットの小型化が進んでmicroSDを使う機会も増えました。
モニターはGechic社のOn-Lap 1502Iです。
非常に薄くて、電源もUSBで取れるため、持ち運びに適したモニターです。
ただし、1502Iへの入力はmicroHDMIを使うため、COWON V5を直接つなぐことは出来ません。
そこで、Buffalo製HDMI切替器BSAK301の出番です。
iBUFFALO HDMI切替器 3台用 リモコン付 ケーブルを付け替える必要なく、簡単に切替ができる ブラック BSAK302
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2012/01/23
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 3人 クリック: 10回
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家で使おうと買ったものでしたが、うちの機器との相性が悪かったため、捨てようかと思っていたものでした。
COWON V5
↓
COWON純正HDMIケーブル
↓
HDMI切替器
↓
Gechic On-Lap 1502I純正MicroHDMIーHDMIケーブル
↓
1502I
という、何とも壮大な接続となってしまいました(笑)
実はここで問題が一つ。
COWON V5だけでは、HDMI切替器に十分な電力を供給してくれず、繋がらなかったんです。
そこで、起動状態にあるPCをHDMIで切替器に繋いでみた所、そちらから電力が供給されて使えるようになりました。
たまたまPCを使っていたので、そちらから給電してもらう格好にはなりましたが、何とも不思議な配線です(笑)
本来であればHDMI延長コネクターなどを使うのが良いでしょう。
何であろうと、家で眠っている機器があれば意外と使える場合がありますので、是非試してみてくださいね。
余談ですが、Gechicから新作の1503iというモデルが出ています。
従来モデルの欠点である「ケーブルがごちゃごちゃする」問題が解決しますので、是非お試しください。
値段が落ちればすぐにでも買うのですが…
GeChic On-Lap 1503I 15インチ フルHD タッチパネル搭載 モバイルモニタ ON-LAP
- 出版社/メーカー: GeChic Corporation
- 発売日: 2016/11/25
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