昨年から寒さの厳しい地域に住んでおり、何とか冬場の電気代を安くあげようと、色々と試してみました。
(1)我が家の環境
台所はフローリング、寝室と今は畳敷きで、点線部は襖です。
エアコンは寝室にある1台で、他の部屋を温めたい時には、基本襖を開け、必要に応じてサーキュレーターを使います。
部屋の配置上、台所か居間で生活する際にエアコンを使うと、不必要に寝室が暖められます。
(2)エアコンつけっぱなし最強伝説
一時期のネット記事で、エアコンはつけっぱなしにした方が安く上がる、とあったので実際に試してみました。
我が家の場合、常に誰かしら家族が家の中にいますので、長時間無人状態になることはありません。
エアコンの場合、一番電気代がかかるのは部屋の温度をあげる(あるいは下げる)時で、一定の温度に落ち着いたら消費電力は落ち着きます。
ですので、24時間つけっぱなしにして室内温度をある程度一定に保とう、というのがネットでよく言われる「エアコンつけっぱなし最強伝説」です。
我が家の場合、上記のような部屋の配置になっていますので、時間帯によって使用していない部屋については襖を締めています。
2017年11月13日〜12月13日の電力使用量は491kWhでした。
(色んな電化製品があるので使用量が多いです(^^;)
(3)必要な時間帯&部屋だけストーブで
今年の同期間は必要な部屋だけストーブを使ってみました。
昨年との違いとしては、家族のアレルギーの関係で空気清浄機を24時間稼働させています。
それ以外の環境は恐らく大きくは変わりません。
2018年11月13日〜12月13日の電力使用量は328kWhでした。
同期間では18Lの灯油しか使っていませんので、燃料代は最大1800円で、こちらを加味しても昨年より電気代は安く上がっています。
(4)まとめ
一般論としては、最新式のエアコンの方が石油ストーブよりもコストパフォーマンスが高いため、24時間つけっぱなしにしても必要な時のみ使っても、恐らくはエアコンの方が安くあがる可能性が高いです。
ですが、我が家の環境のように、一台のエアコンで全ての生活空間を管理するような場合、場合によっては石油ストーブの方が安く上がる可能性はあるかと思います。
言い換えれば、我が家の環境の場合、不必要に寝室の暖房をしていることになりますので、ストーブで局所的な暖房をした方が安く上がった可能性があります。
複数のエアコンを設置されているご家庭の場合は、また条件が変わってくるかと思います。
12月から1月も同様の条件で検証してみようかと思いますが、環境によってエアコンが安いか石油ストーブが安いかは検討してみる価値はあるかと思います。
石油ストーブにも様々あり、我が家で使っているダイニチ製は点火が早い代わりに電気代が高かったり、コロナ製は点火が遅い代わりに電気代が安いなど様々ですので、環境によって研究することが大切かと思います。