リビングや書斎に置いても様になるデスクトップPCの紹介です。
デスクトップPCとは「本体」「ディスプレイ」「スピーカー」「入力機器」の組み合わせですが、ノートPCとは違って自分の好きな組み合わせで使うことができます。
インターネット+メール+動画閲覧+時たま負荷の低いゲームぐらいしかしないのであれば、本体は小型PCでも十分事足りる場合があります。
個人的にはデスクトップ=ハイスペックという考え方でしたが、よくよく考えてみると負荷のかかる処理は滅多にしないことに気付きました。
大は小を兼ねる発想でハイスペックPCを買ってもよいですが、使用電力量がすごいので、普段使用用はロースペック機でもいいな、と思うようになりました。
また、デスクトップの場合、どこに費用をかけるかは自分の好みで決められます。
今回音響にお金をかけてみて思いのほか良かったので、紹介してみたいと思います。
デスクトップと言いつつ、デスクの上下にあるのはこれだけです。
モニターはASUSの廉価品、キーボードとマウスは家で余っていたBluetooth接続のものを使いました。
ただし、本体の調子が悪い時などにBIOS画面に入る事があるかもしれませんが、Bluetoothキーボードやマウスはこの時一切使えませんので、超安い有線キーボードとマウスを万が一の事態に備えて持っておかれることをお勧めします。
負荷のかかる作業をしないのであれば、インテルのNUCや台湾ECSのLIVAシリーズ等が小型で邪魔にならずにお勧めです。
メール、インターネット、2Dのアドベンチャーゲーム程度であれば事足りますが、ゲームをする際には最低動作スペックは確認ください。
CPUは多少の負荷耐性があった方が良ければコストとのトレードオフでCore i搭載のものを、コストダウンをしたければPentiumか同等スペックのものを選ばれると良いです。
私は後者を選びました。
私見ですが、メモリは8ギガ以上はあった方が良いのではないかと思います。
今回は8ギガ搭載モデルを購入し、自前で激安16ギガメモリ(8ギガ×2)に替えました。
今回はPCデスク横の書棚に置いていますが、配線を隠せばほぼPCの存在感を消すことができます。
机の上がごちゃごちゃしたり、机の下スペースがPCで占拠される事態を回避てきます。
今回の目玉はスピーカーです。
日本では超マイナーながら、高音から低音まで不自然ではなくバランスよく鳴らしてくれる名機EVE AudioのSC203です。
諸般の事情で光デジタルケーブル(オプティカル)で接続できるものを探していたのでこの機種にたどり着きましたが、オーディオは個人の好みがありますので、ご自身の趣向にあったものを選ばれると良いと思います。
RCAピンケーブルやUSBで接続が可能なものにすれば選択肢はかなり広がります。
(別の記事に書きましたが、室内でも特に周囲にデジタル機器の多い場所で、安いスピーカーだとすぐにノイズを拾ってしまう環境だったのでこのスピーカー…という事情もあります。)
費用を考えるとPC本体<スピーカーという訳のわからない組み合わせになっていますが、Youtubeで音楽を再生しても、手元の圧縮音源を再生しても、手持ちのピュアオーディオを上回る満足感がある組み合わせになりました。
(手持ちのピュアオーディオが悪いわけではなく、たまたま好みがあったのだと思います。スピーカーによっては低音に強いもの、高音に強いもの、ヴォーカルが綺麗に聴こえるものなどさまざまあるので、好みに合ったものを選ぶのが大切です。)
人によって重視する項目は違うと思いますし、私の場合PC自体が世間一般のノートよりも安い機種とはいえ、スピーカーの方が高いなんてナンセンスだと思っていましたが、この組み合わせが案外はまったので記事にしてみました。