明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
帰省中に使っていた古い無線LAN親機の調子が悪いため、できる限り安いものを探してみました。
毎日使うものなら多少高くてもいいかなと思いますが、年に数回しか使いませんので(^^;
Amazonやカカクコムで評価が高いものをいくつかピックアップし、最終的には1つに絞りました。
当時はノジマの方が若干安かったため、そちらで購入しました。
購入したから気づいたのですが、こちらのモデル『利用推奨環境1人・ワンルーム』だったのです。
まあ安いのには理由があるのですね(^^;
この表記には含みがあって、1人=1台というわけではなく、 1人あたり3台程度の機器は持っているだろうから、その程度は同時接続できますよ、というもののようです。
今回の使用環境は木造2階建てで、2階の一室に無線LAN親機を設置します。
ネットワーク対応機器の使用場所は、親機のある部屋と、ちょうどその1階下の部屋です。
ワンルーム対応ということで、複数階での仕様は厳しいかなと思ったため、たまたま持っていた中継器(エクステンダー)を使ってみることに。
TP-LINK 11n/g/b対応 300Mbps 無線LAN中継機 コンセント直挿し 3年保証 設定簡単 TL-WA850RE
- 出版社/メーカー: TP-LINK
- 発売日: 2016/06/13
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
もともと高くはありませんが、Amaonのタイムセールでさらに安くなるので、以前購入していたものでした。
こちら、電波が届きにくい場所にも届くよう、通信エリアを拡張してくれるものです。
正直、自宅ではどの部屋の電波環境も悪くなかったため、この製品の出番はほぼ無かったのですが、帰省先では大いに役立ちそうです。
ということで使っていたところ、一定の効果はあったものと思われます。
赤い線がエクステンダーの電波、青い線が親機の線です。
測定箇所は親機設置箇所の下の階です。
(測定はAndroid用のwifi analyzerを使用。)
電波強度は刻一刻変化するため、親機の方がグラフの上では上回ることもありますが、だいたいどの場所で測定してもエクステンダーの方が上回ります。
実使用上どの程度の影響が出るかわかりませんが、親機の電波は振幅が激しく、多少安定性が低いように思われます。
ただ、これは測定上の話であって、実際に使ってみたら案外体感できるような差は無いのかもしれません。(今回は面倒だったので親機とエクステンダー両方での接続テストは行っていませんのであしからず。)
ここからは実際にエクステンダー経由でネットをしてみた感想です。
使用した機器はiPad、Androidタブレット、Androidスマートフォン、Win10ノートパソコンです。
どの端末でもWebサイトの閲覧に問題が生じたことはありませんでした。
YoutubeやDailymotion等の動画掲載との閲覧も同様です。
途中で動画が止まったりすることもほぼありませんでした。
親機に有線LAN接続したWindows7端末にDLNAサーバ機能を持つKodiをインストールし、外付けHDDに入っている動画を配信してみました。
iPad+8player→問題なし。
Android+Kodi→問題なし
ということで、安価な機器でも比較的安定したネットワーク環境を構築することができるということがわかりました。
まずは親機だけで運用してみて、電波の減衰が激しい場合にエクステンダーを使えば良いのではないかと思います。
余談ですが、自宅ではPR-400MI+無線LANカードで無線環境を構築していますが、Ookla(speedtest.net)でネット速度の計測をしたところ、WSR-300HPだと接続速度が落ちました。
いずれにせよ、親機にせよエクステンダーにせよ、費用対効果は高いかと思います。