年末にかけて何かと世間を騒がせているHUAWEI問題ですが、某大統領の説を立証する証拠があまりに希薄なため、我が家では未だにHUAWEI製品を使い続けています(笑)
ということで、今回はHuawei MediaPad M5 proをレビューしつつ、どちらを買うか迷いどころのM3 Lite WPと比較してみたいと思います。
1.外観・付属品など
日本版はシャンパンゴールド一択で、海外で販売されている純正キーボードは日本未発売です。
ホームボタンとUSBケーブルの差し口は右側になりました。
ホームボタンが右にあるメリットとしては、差し込み型のキーボードスタンドなどと一緒に使っても、いつでもホームボタンを押せる点にあるかと思います。
反面で、手持ちで操作する時に不意にホームボタンに触れてしまう事がありますので、一長一短ありますね。
購入前はシャンパンゴールドしかないのはちょっと嫌でしたが、実際に手に取ってみるとそこそこ高級感があり、全面のHUAWEIのロゴも、主張しすぎず、シックな感じもありよい感じです。
付属品は電源ケーブルとmicro sdカードスロット用のピンとペンですが、ペンはまだ試していないので後日レビューします。
2.初回設定について
なぜか解りませんが、Amazonアプリをインストールしようとして、インストールファイルをダウンロード出来ないハプニングに見舞われました。
こちら、google Playにはありませんので、Amazonサイトからダウンロードして、Androidのセキュリティ設定を変更した上でインストールする必要がありますが、そもそものファイルダウンロードが出来ない状態でした。
大して初期設定もしていなかったため、工場出荷時に戻して再度トライしてみると、今回は成功しました。
併せて、Nova Launcherもインストールしましたが、こちらなぜかドックが右端に表示されて変更できないのと、アプリ一覧が表示されなくなったため、現在放置しています。
たぶん私の設定がまずいんだと思いますので、現在公式に問い合わせ中です。
トラブルはこの程度で、後は普通のAndroidと同じように設定していくことが出来ました。
サクサク度合いについては、感じ方に個人差があるので飽くまで個人の意見ですが、全体的に動作はキビキビしていて、画面の切り替えやアプリの操作もサクサク行えます。
M3 Lite WDでは画面の切り替え時に引っかかり感があったり、カクカクするところもあったため、サクサク度に関しては個人的には合格点かと思います。
ただ、iPadのようなヌルヌル感とは違いますので、それを期待されているのであれば、事前に店頭で使用感を試してから購入される事をおすすめします。
レビューで液晶のギラつきが気になるという意見が多数あったため、ノングレアの保護フィルムを貼ったところ、特に気になることなく使えています。
スペック的にも申し分ないため、通常使用で困ることはまずないと思いますが、ゲームをする方は以下の点を考慮した上で購入することをおすすめします。
HUAWEIのタブレットには、同社子会社のHisilliconが開発したKirinというCPUが搭載されています。
同社以外のメーカーのハイスペック機に搭載されているCPUはクアルコム社のSnapdragonである事が多く、多くのアプリもこちらで快適に動作するように開発されていると思います。
従って、HUAWEI社のタブレットで特に高負荷なゲームアプリを動かした時に不具合と思われる現象が発生するというレビューを散見するのは、これが原因ではないかと思います。
Kirinに不具合があるというよりむしろ、単なる相性問題ではないでしょうか。
ですので、普段プレイしているソフトとM5proの相性はレビューなどで確認することをおすすめします。
私は基本タブレットでゲームをすることはまれですので、現在の所何をするにも快適に使えております。
3.デスクトップモード
このモデルの魅力の一つがデスクトップモードだと思います。
画面上から下にスワイプするとメニュー一覧が出てきますので、そちらからデスクトップモードを選びます。
(少しさわってみた程度ですが、google謹製ソフトは普通に使えそうですが、サードパーティ製のアプリは動作が怪しいか起動しないものが多そうです)
Bluetoothマウスとキーボードを繋ぐと、まさに普通のパソコンのように使うことが出来ます。
アプリによって対応しているものとしないものがあるようで、デスクトップモードでは起動しないものもありました。
chromeを使ってみましたが、マウスでクリックするときにやや強めに押さないと反応しない時もありますが、概ね快適に使うことが出来ました。
やはりマウスが使えるというのは大きいと思います。
ペアリングもすごく簡単に出来ました。
4.その他
数日使ってみた感想ですが、Androidタブレットとしての仕上がり度はかなり高いと思います。
M3 Lite WPに比べて重くなっているはずですが、あまり重さを感じずに使うことが出来ます。
個人的な感想ですが、通常のタブレットとして使ってもよいですが、キーボードと組み合わせることによって更に快適に使えるなと思いました。(デスクトップモードでも通常モードでも)
とりあえずこの投稿もlogicoolのK480を使って書いていますが、パソコンで打つのと遜色ありません。
中国では純正のキーボードカバーが発売されており、それこそiPad Pro+smart keyboardのような使い方が出来るようになっていますが、残念ながら日本では発売されていません。
eBayを使えば取り寄せられますので、ほしい人は検討してみてはいかがでしょう。