今回のコンセプトは「インテリアの邪魔にならない小型PCの選び方」です。
ネットとメール、動画閲覧、2Dゲームしかしないのであればそこまで高いスペックが必要ない場合が多く、スペックを抑えることでスペースも電気代も節約することができます。
どこまでを「小型」とするかは個々人によって異なりますが、本記事では飽くまで「インテリアに溶け込むこと」or「あっても気にならないこと」を重視したいと思います。
(1)スティック型PC
USBメモリーよりも少しい大きめのサイズのPCです。
ネット閲覧しかしないのならば良いですが、スペックが極めて低く、構造上排熱しづらく、USB等の差し込み口が少ないこともあり、積極的にはオススメしません。
サブPCとしてテレビに突き刺して使う・・・等といった用途なら良いでしょう。
(2)超小型PC
最近下火な気もしますが、インテルのNUC(Next Unit of Computing)に代表される、箱形の超小型PCです。
我が家ではインテル製NUCと台湾ECS社のLIVAを運用していますが、どちらもお弁当箱よりも小さいミニサイズで、どこに置いても邪魔にならず、最低限の作業(ネット閲覧、メール、動画鑑賞)はほぼストレスなく行えています。
モデルによってはメモリーや記憶媒体を上位のものに交換することが出来たり、USBポートなどが充実しているなど、上記スティックPCにはない利点があります。
超小型なため、代わりにACアダプタが大きい傾向にありますが、机の後ろなどに隠してしまえばなんてことはありません。
ただ、小さいからといってあまりに狭い場所(壁にくっつけたり、箱形のスペースに入れて使ったりするなど)に設置すると廃熱の問題が発生し、故障や火災の原因となりますので、メーカーの推奨する場所に設置してください。
オススメはしませんが、Luminar3やLightroom等を使ってRAWファイルの現像も出来なくはありません。(さすがにハイスペック機のようにさくさくは動きませんが、最低限なんとか使えたりはします。)
これら超小型PCの場合、棚やディスプレイの後ろなどに設置することが出来ますので、物理的に邪魔にならず、視界に入って邪魔に思うこともなくオススメです。
ただ、高負荷作業には不向きですので万能選手というわけではありません。
以上、実際に使ってみて良かった超小型PCのご紹介でした。
次回はLIVAのレビューをしてみたいと思います。