Orbiトライバンド ホームWiFiシステム
部屋によってネットの入りが良かったり悪かったりしたため、思い切ってメッシュWi-Fiを使ってみることにしました。
いろいろな機種はありますが、今回は発売後一定の時間が経っており、レビュー数もそこそこあるNETGEAR社のOrbiを試してみました。
ここから先は3部構成でレビューしていきたいと思います。
第一部は総評で、第二部はトラブルシューティングです。
三部は雑談的な内容で、高速インターネットが使えない地域のお住いの方に、光インターネットの代替となるサービスを提案する内容となります。
Orbiのレビューが見たい方は第一部を、Orbiの設定がうまくいかない方は第二部を、ブロードバンドが使えなくて困っていらっしゃる方は第三部をご覧ください。
第一部:総評
Orbiを導入することによって、家中隅々までチェックをした訳ではありませんが、どの部屋でもほぼほぼ安定してWi-Fiが使えるようになりました。
AndroidタブレットでWifi Analyzerを起動させて家中を歩き回ってみた結果、親機か子機の一方かあるいは両方のWi-Fiが、どの部屋でも必要十分な電波強度であることが解りました。
メッシュWi-Fiのいいところは、親機のカバーエリアから子機のカバーエリアに入ると
き、あるいはその逆でも、ネットが途切れることがないという点です。
SSIDもパスワードも一つだけで、Orbiで設定されているものを使うことになります。
(他のルーター同様、本体にSSIDとパスワードの書かれたシールがついていますので、それを使ってネットに繋ぐことになります。他のルーターの下にOrbiをつける場合でも、原則OrbiのSSIDとパスワードを使用します。我が家の場合、少々特殊なネット環境にあるため、Orbi独自のSSIDとパスワードを使うことができることが重要であり、購入前に若干不安だった点でした。)
また、Wifi Analyzerを使うと、最大4つのOrbiネットワークが検出されて、最初は不思議に思っていましたが、親機と子機それぞれが2.4Ghz帯と5Ghz帯を持っているので、4つのネットワークが検出されても不思議はありませんね。
NETGEAR純正ツールを使って調べたところ、無線は基本5Ghz帯に繋がっているようでした。
5Ghz帯は障害物に弱いので、親機と子機のない部屋では若干不利な気もしますが…22.4Ghzで繋いでいるという表示が出たことがないのですが、状況によって切り替わるものでしょうか??
現在の所、基本的には安定して使えていますが、まだ購入後1週間も経過していませんので、安定性についてはもう少し検証が必要かと思います。
後日再度安定性に関するレビューを出したいと思います。
ちなみに、製品の寸法をみてもらうと解りますが、結構大きいので、その点はご覚悟を。
小さいサイズが良ければ、TP-LinkのDeco M5やGoogle Wifiなども良いかもしれません。
最後にまとめです。
[この製品が向いている人]
・Wi-Fiを使いたい部屋が複数あり、部屋(あるいは場所)によって電波が届きにくいところがある。
・部屋によってSSIDが変わるのは面倒で嫌。(エクステンダーの使用に向いていない人)
・ある程度の出費は致し方ないと考えられる人。
[この製品が向いていない人]
・ワンルームにお住まいの方。(そもそもメッシュルーターを使う必要はありません)
・できる限り出費を抑えたい方。(他社製品にもっと安いものはあります。サポートなど、トータルに考えれば、この製品もありかとは思いますが。)
第二部:トラブルシューティング
初期設定をする際に以下のようなトラブルが起こりました。
・同期がなかなか終わらない
・同期中LEDライトの色がどんどん変わって安定しない
・一度電源を切ったら同期が成功しなくなった
・本体のリセットを試したところ、再設定がうまくいかない。
この問題を解決するには、まずは原因の切り分けが必要です。
原因1:設置場所の問題
『親機と子機の間は何メートルまでOK』といったような基準はありません。
親機と子機の間の障害のレベルによって(壁や電波に干渉する機器の有無など)設置可能場所は限られてきます。
設定がうまくいかないのが設置場所の問題なのか、それとも本体に問題があるかを切り分けるため、親機と子機を同じ部屋に置いて設定してみることをお勧めします。
原因2:設定の問題
工場出荷時にはルーターモードで設定されています。
ルーターの下につなげるような場合、本体の管理画面からAPモードに変更する必要があります。(取りあえず初期設定を進め、ブラウザから管理画面に入り、高度な設定からモードを変える)
上記のようにルーターの下にぶら下げるのに、ルーターモードにしてしまうと、回線が不安定になります。
我が家の場合もこれでした。
[モバイルWi-Fi]→無線→[Atermルーターの中継機能]→有線→[Orbi]
という特殊な設定故に発生した問題です。
通常の環境であれば、終端装置からOrbiに直差しでOKです。
原因3:電波干渉
複数のルーターなどを設置しており、電波干渉が起こっているなら、不必要なものを取り除きましょう。
我が家の場合、特殊な環境故、3つの回線を使用しており、それぞれを無線化しているため、電波干渉がかなり起きやすい状況です。
ただ、このような状況は普通であれば発生しません。(何せ、FTTHが実現されていない数少ない場所に住んでいるため、あれやこれややってなんとか快適な環境を構成しています)
原因4:接続機器が多すぎる
環境によりけりですが、装置によって接続できる台数には限りがあります。
我が家の回線の大本はPocket Wifiで、最大接続台数が14台ですが、10台を超えたあたりから接続しようとしてもはじかれたりします。
これをAtermを使って有線化したり、TP-Linkのエクステンダーを使って拡張したりしているのですが、実感としてはそれによって接続可能台数が増えるということはなさそうです。
原因5:手動で初期化している
設定がうまくいかず、本体リセットで初期化をした場合、初回セットアップで設定したIDとパスワードを入力しても設定が進まない場合があります。
その場合はブラウザ上でNETGEARへのログインを一旦スキップして、他の設定を進めることによって問題を解消できる場合があります。
第三部:ネット環境が整っていない方向け雑談
未だにADSLが現役の地域があります。
私が住んでいる場所なんですが(笑)
今まで光ファイバーを使っていたため、引っ越しを機に最速のインターネットがADSLになった時のショックはそれはそれは大きなものでした。
特に我が家にはネットワークに接続することで真価を発揮する機器が大量にあるため、引越し先でブロードバンドが使えなくなったことがわかった瞬間に絶望しました。
現在住んでいるアパートにはケーブルテレビの機材が入っていないため、ケーブルも使うことができません。(とはいえ、ベストエフォートで50Mということで、実測では恐らく数メガしかでないでしょうから、あまり変わりないかもしれませんが)
エリア的にWiMAXも使うことができず、ようやく開通したADSLも不安定な状態(端末からカチカチ音がしてしょっちゅう切れる)で文字通りお手上げ状態でした(^^;
ADSLに関して言えば、不安定になった場合の対応は大別して2つです。
一つはプロバイダーに依頼して回線を調整してもらうというもの。
もう一つは、NTTや電器屋さんに依頼して自宅の設備に異常がないか確認してもらう、というものです。
我が家の場合、異常が起こるたびにプロバイダの調整をしてもらい、1年も経った頃から特にノートラブルで使えるようになりました。
こんな感じで悪戦苦闘している時に発見したのが『Wi-Fiレンタル』です。
1日単位で借りる事ができますが、大抵は1ヶ月単位で借りた方が安いです。
こいつの利点は、個人契約のネットと違って年単位の縛りや違約金がありません。
安いもので月額3000円台から、通常では4000円台で使うことができます。
これらの謳い文句の一つとして「無制限・使い放題」というのがある場合が大半ですが、まずもって「無制限な機種など存在しない」と思っておいて下さい。
約款をよく見ると、必ず抜け道はあります。
たとえば、ネットワーク提供会社の判断により制限をさせていただく場合があります、など。
機種にもよりますが、程度の良い契約で100ギガ~200ギガ程度の使用で制限がかかります。
詐欺じゃないかと怒る方もいらっしゃるかもしれませんし、それはそれで理にかなっていると思います。
ですが、いざスマホのプラン等を見ると、1ヶ月に数ギガしか使えないのに数千円とられることなんてザラです。
また、我が家のようにブロードバンドが使えない環境では救世主のような存在です。
色々とグレーゾーンなこともありますので、詳しくは割愛しますが、現在オススメの機種が304ZTです。
使いすぎると規制される可能性はありますが、一応無制限を謳っていて、最大14台まで接続可能です。(約款によってはもう少し少ない台数のものもあります)
我が家の場合、複数の部屋があるため304ZTの電波1つでは心もとなく、別の機器を使って有線化&再無線化をしています。
具体的には、NEC/Atermの中継機能を使って有線化して、それをLANケーブルでOrbiに繫いで再無線化しています。
Orbiに繋ぐ事によってSSIDが変わりますので、基本304ZTはAtermのみと繋がっている状態です。
二重ルータ状態を回避するためにOrbiはAPモードで設定しています。
Aterm単品での無線化は十分できますが、私のスキルでは中継機能を使って2.4Ghz帯のSSIDを304ZTのSSIDから変えることができず、結果として304ZTとAtermのどちらに繋がっているかわからない状態となっため上記のような設定にしました。
5Ghz帯はAterm独自のSSIDとパスワードで設定できるのですが、2.4Ghz帯はどうもうまくいきませんでした。
ということで、ほぼほぼ無線関係はOrbiで処理させていますが、それでも304ZTの14台の縛りは生きていると思いますので、ネットワーク対応機器が多い我が家ではこれ1台では不便です。(この設定で14台以上接続できない証拠にはなりませんが、やはり10台以上の機器を接続したあたりから、回線が不安定になったり、新規の接続が弾かれたりします)
家族のものも含めてパソコンが数台あり、LAN接続でプリンターに接続しているため、パソコンとプリンターは全て同一のネットワーク上にいなければなりません。
また、NAS(ネットワーク対応HDD)も使っており、NAS上のデータをパソコンやタブレットで使うため、パソコン・タブレット・NASも同一ネットワーク上に置いておかなければなりません。
更にPS4に繋いだNASNEで録画をしており、タブレットなどでの視聴もしていますので、PS4・NASNE・タブレットも同一ネットワーク上にある必要があります。
Chromecastやネットワーク対応TVでタブレットの動画を再生したりもしますので、Chromecast・TV・タブレットも同一ネットワークにおかなければなりません。
気づいていないだけで、実は家にある多くの機器がネットワークに対応しており、それを使うことで利便性がます場合が結構あります。
接続限界の14台なんてあっという間です。
そう考えると、自宅のネットワーク機器をフル活用しようという考え方のもとでは、1台のポケットWiFiでは足りない場合があります。
従って、我が家ではレンタル元を変えて2台のポケットWiFiを運用しています。
(モノによって回線を提供しているプロバイダいーの判断に優先して、貸し出しているレンタル業者の判断で速度制限を実施する場合もあるため、レンタル元は変えています)
普通に考えて「無駄なことをしているな」と言われそうですし、そう言われても反論のしよはありませんが、持っていると案外使えるものです。
例えば、出張や宿直で家を開けることが結構ありますが、その時に出先でも快適にインターネットを使うことができます。
また、この設定では「自宅固定のポケットWiFi」と「持ち運び用のポケットWiFi」という役割で使い分けており、スマホのネット容量が限界に近づいた時にはポケットWiFiで何とかなります。
ということで、我が家はポケットWiFi2台とADSLという3ラインでネットワークを運用しております。
月のネット代はおおよそ1万円程度で、決して安くはありませんが、光インターネットが使えない地域に住んでいることを考えれば、十分に元はとっていると思います。
逆に言えば、光インターネットが使える環境でこの様な契約をするのは無駄以外の何者でもありません。
ポケットWiFiには容量制限と接続台数制限がありますので、それぞれの制限を逸脱しない程度で高速インターネットを使いたい時に活用し、ADSLはそれらの回線に障害が発生した場合のフェイルセーフ、あるいはダウンロードに時間がかかっても良い大容量データのダウンロードに使い、ポケットWiFiの容量制限対策にするという意図があります。
今回紹介した環境は、普通のインターネット環境を有していらっしゃる方にとっては理解しがたいものだと思います。
ですが、自分がブロードバンド難民になった瞬間、どうしようかあれやこれや考えてひねり出した一つの解決策がコレです。
FTTHが進んでいる現代日本において、光ファイバーを使うことのできない、局地的にWiMAXなども利用できない地域はまだまだ存在します。
そういった地域で生活していらっしゃる方が諦めた生活をせずに済むよう、この記事がお役に立てば幸いです。
HUAWEI端末で初期化に失敗する場合の対処法
HUAWEI MediaPad M3 lite wpを使い始めて4か月が経ちました。
昨日いつも通りに使っていたらWi-Fiにつながらなくなり、再起動しても解決ならず。
しまいにはSSIDまで表示されなくなり、SSIDとパスワードの組み合わせでネットにつなごうとしても画面が反応しなくなるという不具合に見舞われました。
HUAWEIのサポートにメールでサポートを求めるも、一日ではさすがに返事は来ず、どうしたものかとネットサーフィンをしていたら、強制初期化という操作ができることを発見しました。
操作は単純で、電源投入時に【電源ボタン】と【音量UPボタン】を同時に押し、端末名やメーカーロゴが表示された瞬間に【電源ボタン】のみから手を離すというもの。
そのまま【音量UP】ボタンを押し続ければ、EMUIのメニューが表示されます。
端末やEMUIのバージョンによって表記は異なるものの、factory resetというメニューを選択すると(今回はwipe data/factory resetというボタンを2度押しました)、強制初期化が行われます。
結果として、今回は初期化に失敗することなく工場出荷時に戻すことができました。
現在再設定中です。
ただし、リスクは伴うと思いますので、実行は自己責任にてお願いします。
【Android】bluemailレビュー
(意外とアクセスがあるので2020.09.11に書き換えました。)
---------
スマホのキャリアメールが使いづらいので、フリーメール+android用メーラーの組み合わせを試してみました。
やりたいこととしては、届いたメールの通知がほぼリアルタイムに表示されること。
【試したメールサービス】
Outlook, Gmail, Yahoo mail,Sakura(有料サーバについてくるメールサービス)
【試したAmdroid用メーラー】
いろいろ試してみましたが、自分なりに気に入ったのはBluemailでした。
【実際に使ってみて気づいたこと】
1.設定がすごく楽
PC用のメールアドレスとパスワードを入力してみたところ、面倒な設定をすることなく登録が完了となりました。
ちなみに、使用したのは「さくらのレンタルサーバ」に付属するメールアドレスです。
2.Gmail系は要注意
BlueMailの問題ではありませんが、登録するとGmailアプリなどにもアドレスが登録されてしまいました。
即刻Gmailアプリ側で同期をやめましたが…
3.メール受信の通知
使用するサービスによって、メール送信から通知が表示されるまでの時間は異なります。
当方の環境では…
各メールサービスとも、早ければ50秒程度、遅ければ1分半以上かかりました。
メールサーバの状態によって結果はまちまちなのだと思いますが、通知までのタイムラグにムラがあることを考えると、キャリアメールの代替にはならないと考えました。
4.結局メーラーとしてどうなの?
LGV35に入れて使っていますが、サクサク動きますし、直感的に操作できる点も評価できます。
通知のタイミングが遅くなっても大丈夫な環境ではおすすめなアプリです。
結局私がどうしたかというと、BlueMailを使い続けています。
複数のメールアドレスを持っているため、可能な限り全てをGmailに紐づけて管理していますが、Gmailの場合リアルタイム受信とはならないため、若干困っていました。
例:普段とは違うPCからAmazonにアクセスした際、登録メールアドレスに送信されたパスコートを入力されるように求められるが、Gmailに紐付けされたアドレスの場合、すぐに受信できないので困ってしまう。
その点、BlueMailに手持ちのアドレスを全て入れておけば、手動で最新メールの取得ができるため、必要な時すぐにメールを受信できます。
当方の環境ではメインのメーラーとしては使っていませんが、困った時に役立つメーラーとして活躍してくれています。
isai V30+ LGV35レビュー
今までシャープ製SHV33を使用してきましたが、2年が経過して毎月割が終わったということと、挙動が大分おかしくなってきたので、思い切ってLGV35に買い替えをしてみました。
今回は購入後1週間のレビューをしてみたいと思います。
今回のポイント
・大画面とコンパクトはどっちがいい?
・国内メーカー製品と海外メーカー製品の違いはあるか?
本体の質感
有機ELディスプレイは思ったよりも存在感があります。
液晶保護フィルムを使っており色味が変わっているため、発色に関しては何とも言えませんが、スリープモードでも高級感のあるディスプレイだと思います。
背面も悪くはないのですが高級感があまり感じられず、高価格帯の製品であることを考えると、プラスチックではなくガラスやメタルでもよかったかな、とも思います。
特段のマイナスはないものの、プラスもないなといった感じです。
なお、ストラップホールはついていませんので、ストラップを使いたい場合は、ホール付きのケースを探す必要があります。
充電
充電ケーブルはUSB TypeCですので、従来のMicro USBケーブルは使用できません。
Quick Charge3.0に対応しているため、有線での高速充電が可能です。
また、ワイヤレス充電Qiに対応していますので、au公式のワイヤレス充電器を使用することもできます。
ただし、純正ワイヤレス充電器はMicro USB対応ですので、上記TypeCは使用できません。
高速充電もできませんので、夜寝ている間の充電などにお勧めです。
最近はクレードルの無い機種もありますので、いちいちケーブルを抜き差ししなくてよいワイヤレス充電は思った以上に便利です。
他社モデルによっては独自開発のCPUを使用しているものもあり、純正の充電器を使わないと高速充電ができないものもありますので(HUAWEIのKirinなど)、汎用性の高いQuick Charge3.0が使えるのはありがたいです。
インターフェース
ホーム画面自体には特徴らしい特徴はありません。
いわゆる標準的なandroidのホーム画面です。
Nova launcherなども使用できますが、他所様のレビューなどを見ると、動作によってはかくつく場面があるそうですので(実際に確認はしていません)、ライセンスは持っていますが使うのはやめました。
画面切り替え時のアニメーションなどはいくつか選択できるものの、そんなに選択肢は多くない印象です。
ただ、ホーム画面のテーマはかなりたくさん用意されています。
こちらは、LGV35からLG WORLDというLGユーザ向けのサイトにアクセスし、好きなホーム画面のテーマをダウンロードすることで使用することができます。
壁紙とアイコンをテーマごとに変えられますので、ちょっとした気分転換ができますよ。
LG独自色
先ほどのインターフェースにもかかわってきますが、LG独自の便利機能がたくさんあります。
[1]ノックオン
スリープ中に二回タップすると、画面がONになります。逆をすると画面がOFFになりますが、ホーム画面の何もない場所でダブルタップしないと画面OFFにはなりません。
この機種は背面に電源ボタンがあるため、この機能はかなり便利です。
余談ですが、本体を手で持った時に丁度人差し指が当たるあたりに電源ボタンがあるため、これはこれで便利です。
SHV33にはグリップオンという握りしめたら画面がONになる機能があり、大変重宝しておりますが、それに勝るとも劣らない便利機能です。
[2]Always-on Display
画面スリープ時にもディスプレイに時計やメールの着信状況などを常時表示させることのできる機能です。
必要最小限な箇所のみ液晶を点灯させているため、バッテリーへの影響は最小限です。
不満点を一つ上げるならば、時計表示の上にメール受信やバッテリー情報、各種更新案内のアイコンなどが表示されるため、慣れないとメールの着信を見落としやすいです。
しかし、これは慣れで何とでもなるでしょう。
別途通知ランプはついていませんので、基本電話やメールの着信はこのアイコンか、待ち受け画面で確認することになります。
[3]フローティングバー
画面上左右の任意の場所に『タップしたらアプリへのショートカットを呼び出せるボタン』を配置できる機能です。
こちらには4つまでのアプリを登録することができるので、ホーム画面をすっきりさせたいとき、あるいはアプリの切り替えを円滑に行いたい場合にお勧めです。
最初は「こんなものがあったら画面が見づらいのでは?」と思いましたが、ボタン自体小さいもので、タップすると横にバー状のアプリへのリンクが表示される仕様ですので、案外邪魔にはなりませんでした。
安定性
購入して1週間たちますが、エラーらしいエラーも起こっておりませんし、動作は極めて安定しているように思います。
前機種のSHV33では、購入直後にカメラを起動したら「現在高温のため、カメラを使用することができません」などのエラーが出て、他にも様々なトラブルに見舞われたため、計3回くらい交換してもらったこともあります。
LGV35で同様のことが起こらない保証はありませんが、前回のSHV33の購入直後に比べて、動作は安定しています。
LGの中でもハイエンドモデルに位置付けられているものですので、動作もキビキビしていて言うことナシです。
大画面は正義か
実は大画面モデルをずっと避けてきました。
持ちにくいんじゃないかとか、ズボンのポケットへのおさまりが悪いんじゃないかとか、片手で操作しづらいんじゃないかとか、重たいんじゃないかとか、不安を上げるときりがなかったです。
SHV33は4.7型ディスプレイですので、約6インチの当機種はかなり大きく感じます。
実際に店頭で実機を確認した際には、画面が大きくなることによってウェブページがかなり見やすくなることに感動しました。
また、大きさの割にはかなり軽いですので、個人的には重さは許容範囲内かと思います。
また、そのままでは片手の操作が難しいものの、ミニビューという、画面の表示を5インチくらいまでにしてくれる設定を使えば、片手で楽々操作できちゃいます。
ズボンのポケットに入れると、若干大きさが気にはなりますが、生活に支障が出るレベルではないとは思います。(ズボンに入れるとしたら、このモデルの大きさがほぼほぼ限界かと思います。ズボンによっては、ちょっとつっかかりというか、つっぱりを感じるのではないでしょうか。ですので、私は基本カバンに入れて持ち運んでいます。)
国内メーカーと海外メーカーで違いはあるか
あるといえばあるし、ないといえばないと思います。
ですがそれは『ネガティブな意味で』ではなく、飽くまで『ポジティブな意味で』です。
今まで何台かタブレットやスマホを使ってきましたが、アップル製品を除いて、ほぼすべて日本メーカー製のものしか使ったことがありませんでした。
日本メーカー製を選んでいれば間違いないと思ったのと、海外メーカーの製品の品質に若干の不安があったからです。
ですが、実際に使ってみて、そのような不安は杞憂に終わりました。
むしろ、日本メーカー製品は作りが堅実で遊びが少ないのに対して、海外製品はいろいろと遊びの部分があって、またかゆいところに手の届く作りになっているな、と思いました。
スマホではありませんが、NAS(ネットワーク対応HDD)でも、日本メーカーの製品よりも海外メーカーの製品の方が出来ることが多く、攻めの姿勢で作られている製品だなと感じることが多いです。
使い始めて間もないため、耐久性までは検証できませんが、海外メーカーだから、と避ける必要は全くないように思います。
その他1
店頭で触ってみたときに、一つ気になったのは「文字入力が直感的にできないな」ということです。
どこをタップしたら期待する動作になるのか全く解りませんでした。(これはマニュアルを読まない方が悪いので、この機種が悪いわけではありません。メーカーが違えば作法も違います。)
ですので、購入後は特にマニュアルを見ることなく、慣れていたATOKを入れて使っています。
私はフラワータッチが好きなのですが、設定を終えて使っていると、やたらと変換動作がカクカクすることに気づき、若干ゾッとしました。
実は、SHV33でも同様の現象にであったことがあり、Cメールでのみフラワータッチを使うと動作がカクカクする現象に見舞われました。
ジャストシステムに問い合わせをしても解決せず、結局1年以上たってOSのメジャーアップデートで解決しました。
今回、Cメールに限らずどこでも同様の現象が発生したのでゾッとしたわけですが、設定を一か所変えるだけで解消しましたので紹介しておきます。
ATOKを起動し、設定画面の「テンキー」に入ります。
そこにある「ケータイ入力の有効化」にチェックが入っていますので、このチェックを外すと動作がサクサクになります。
その他2
当機種でプッシュされている機能の一つがカメラです。
スマホカメラとしては良いほうだと思いますが、それなりに歪みが発生したり、ノイズが乗ったりはしますし、過度の期待をするものではないと思います。
ただ、デュアルカメラの恩恵で近景も遠景も撮りやすいですし、自撮りをしてシャッターがきりにくいとき、「とります」と一言いうだけで勝手にシャッターを切ってくれる機能もあり、こちらもまたかゆいところに手の届く仕様となっております。
もう一つがB&Oチューニングの音ですが、こちらもヘッドフォンを使わないと恩恵にあずかることはできませんし、スピーカーはモノラルですので、そこのところは了承したうえで買うべきかと思います。
また、コンポなどでもそうですが、アンプの性能が優れていても、スピーカーの品質がイマイチだと良い音が出ません。
ですので、安いヘッドフォンをつなげたところで、劇的に音質が改善することはないと思いますので、それなりのものを使われることをお勧めします。(ただ、スマホで音楽を聴くだけなら、あまりに高すぎるものを買ってもコスパが悪いですので、なかなか難しいですね。)
Huawei MediaPad M3 Lite 10 wpレビュー
androidタブレットとiPadを併用していますが、Sonyの銘機Xperia Tablet Z2の調子が悪くなってしまったため、Androidタブレットを買い替えました。
スマホはともかく、Androidタブレットはここ数年でスペック的な向上があまり見られず、しばらく調子が悪かったZ2の代替機を見つけられずにいました。
Z2自体、倉庫に眠っていた新品や中古品はまだ手に入りますが、かなり価格が高騰しているということと、Androidのバージョンが古いということを考えると、手を出すのに躊躇してしまいます。
そこで見つけたのが、中国のメーカーHUAWEIのMediaPad M3 Lite 10 wpです。
特徴としては、オクタコアのCPU、3ギガメモリ、防水、フルセグ閲覧可、といったところでしょうか。
欲を言えばCPUをKirinの上位モデルに、メモリを4Gにしてほしいという気持ちもありますが、Androidの特性上、超ハイスペック=使いやすい、というわけでもないのかもしれません。(機械には疎いので解りませんが)
現在販売されているタブレットの中では、比較的スペック的な優位はあるモデルではないかと思います。
ということで、今回はMediaPad M3 Lite 10wpのレビューをしてみたいと思います。
1.デザイン
色はミスティくシルバーオンリーで液晶の枠は広め、厚みも多少あります。
ただ、重さは公称465gということもあり、軽くもなく重くもなくといったところでしょうか。
前に使っていたのがXperia Tablet Z2で、公称426gのオムニデザインという事があり、それよりかは重さを感じますが、400g台だということは大いに評価できます。
値段が値段ですので高級感はありませんが、そこが割り切れるなら十分アリなモデルです。
2.バッテリーの持ち&充電時間
付属のアダプターとケーブルを使ったら速く充電できます。
バッテリーの持ちは、限界まで使い切ったことがないためはっきりとしたことは言えませんが、個人的な感覚として1日動画を見たりネットをしても持ったので、優秀な部類ではないかと思います。
3.サクサク具合はどうか
重い3Dゲームはしませんが、NASの上の動画を見たり、Youtubeを見たり、ネットをしたりする上でもたつくことはほぼありません。
ただ、画面の切替時(起動しているアプリを最小化したり、スワイプなどで画面を切り替えたり)の演出がiPad等比べて控えめであるため、最初は切り替えが雑だな、という印象を受けました。(間<ま>がなく切り替わる)
ただ、これに関してはコテコテの視覚効果よりもシンプルな方が良い、という人もいるでしょうから、客観的な評価にはなりませんし、スペック上の欠点でもないかと思います。(視覚効果に関してはHUAWEI謹製のもので幾つか設定できるようになっています)
Z2に比べて、明らかなサクサクさは感じることはありませんが、特段劣っているとも感じません。
ここらあたりは一般的なタブレットのスペックが極めて高いわけではない、という点に起因しているように思います。(iPad proなどは別格だと思いますが、Androidに関しては差別化されたハイスペックモデルは少ないように思います)
4.液晶
個人的には、発色はきれいだと思います。
一部レビューサイトを見てみると、「目がチカチカする」などと書かれていますが、私はそうは感じませんでした。
ブルーライトカットモードを使うと、かなり違和感のある発色になりますが、通常は特に気になりません。
3.操作
物理ホームキーは横長ボタンで、他機種と使用感が異なるように思います。
私はバーチャルの「戻る」「ホーム」「アプリ一覧」ボタンを表示させるように設定したので操作方法はスマホやZ2とほぼ同じになりましたが、操作感にはちょっと癖があるので、慣れたり設定を替えたりするまではちょっと違和感があるかもしれません。
4.Wifi
飽くまで「私の環境では」という条件付きになりますが、Wifiの掴みは悪くないと思います。
我が家は山奥に有り、ネット環境が特殊であるため、Wifiのつかみが悪いことも多いですが、とりあえず4日間使ってみて不具合はありませんでした。
5.テレビ
私の地域ではアンテナを付けてもフルセグが映ることは一度もありませんでしたが、普通のテレビですらたまに映らないことが有るため、本体というより地域性だと思っています。
6.スピーカー
スピーカーが4つ搭載されており、Harman Kardonのチューニングということでかなり期待しておりましたが、その期待に応える出来だと思います。
タブレットに搭載された小型スピーカーですので、過度な期待はもちろん禁物ですが、スマホやタブレットを複数使ってきた身としては「悪くはない」という感想です。
音量も申し分ありません。
7.その他気づいたこと
AmebaTVがプレインストールされています。
噂はかねがねでしたが、実際に使ったことがなく、見てみてコレは便利だな、と思いました。
Nova launcherを入れましたが、通常動作では問題ないものの、ウィジェットを追加しようとするとエラーが出るためアンインストールしました。
液晶保護フィルムの選択肢は多いようで少ないです。
聞いたことのないメーカーのものは数多くありますが、メジャーどころのものはほぼ無いと思っていいと思います。
現在iPad ProにAnkerのガラスフィムをはっており質感や品質に満足しておりますが、無名メーカーの安いガラスフィルムだと、品質の差を大いに感じました。
これは本体とは直接関連のない話ですが。
このモデルが潔いのは「マルチメディアに特化したモデル」であるということ。
重いゲームがどこまで出来るかは未知数ですが、音響・映像・バッテリーの持ちを考えればマルチメディア用のモデルとして、選択肢に挙げて良いと思います。
充電はmicroUSBではなくTypeCです。
個人的にはココが一番気になりますが、そういう時代なのでしょう。
(手持ちの機器の充電ケーブルが少なければ少ないほどよいですが、ちょうどmicroUSBからTypeCへ移り変わる時期なのだと思います。)
Pocket Wifiが安定しない場合
レンタル品の場合、設定を変えることが出来ないものもあります。
再起動しても回線速度が安定しない場合、エクステンダーを使ってみるのも一つの手です。
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こちらを使えば、Pocket Wifiを有線化することができますし、より広い範囲で無線LANを利用することもできます。
現在304ZTを使っていますが、調子の良いときには30メガ程度出るのですが、3~4メガしか出ない日が続いたため、エクステンダーに繫いで有線化したところ、安定して30~40メガ出るようになりました。
この回線で無線を使う必要性がない為、あまり実験はしておりませんが、同室内ならばある程度安定して使えるとは思います。
広い家で使おうと思ったら、それなりの機種を選んだ方が良いと思います。
我が家の場合、ブロードバンドが使用できない地域に住んでいますので、レンタルWi-Fiを有線化して使っています。
引っ越し当初は850REを使って環境を構築しようとしましたが、複数の部屋で使おうとすると回線が安定しなかったため、サブで使っているポケットWi-Fiとセットで使ったりなど、緊急避難的な使い方をしています。
万人受けする製品ではありませんが、一つ持っていて損はないと思います。
価格は2千円台です。
年賀状が楽に作れるプリンター
年賀状は良い風習だと思いつつ、正直面倒で毎年帰省ぎりぎりまで放置してしまいます。
今年もようやく重い腰を上げて作ろうとしたところ、買い替えたbrotherのプリンターに良い機能がついていることを発見しました。
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ネット接続が必須ですが、本体のタッチパネルを操作すると、約140種類のテンプレート(通信面)から好きなものを選んで印刷できます。
ネットに接続することで、最新のデータが使えるわけですね。
今まではネットのフリー素材やテンプレート集を探すところから始めていたので、必ず小一時間は時間がかかっていましたが、今回はあっという間にできました。
brother製品は初めてで、今まではCanonやEPSON製品を使ってきました。
比較してみると、高級感や画質の面ではCannonやEPSONに軍配が上がりますが、交換インク代や機能性の面ではなかなか良いように思いました。
恐らく、そういった面でCannonやEPSONとは差別化した製品を作っているのではないかと思います。