【鳥取西部の温泉】淀江ゆめ温泉【源泉掛け流し】
先週の「大山火の神岳温泉豪円湯院」に引き続き、再び鳥取西部の温泉に行ってきました。
淀江インターを降りて5分くらいいった所にある「淀江ゆめ温泉」です。
近隣にラピスパがありますが、こちらはエンターテインメント性が強く、施設は広くて快適なのですが、肝心のお湯が塩素くさいため、近隣まで来たらいつも「ゆめ温泉」に行っています。
こちら、温泉の湧出量が非常に多く、常に新鮮なお湯を楽しむことのできる名湯です。
透明で無味無臭なお湯なので、際立った特徴はありませんが、入ってみると非常にお湯が軽く感じます。
こう書くと不思議な感じがすると思いますが、他の温泉と比べ、お湯の重さというか水圧を感じないんですよね。
ですので、疲れたときに入るにはぴったりな温泉です。
いつ行ってもお客さんがいっぱいで、洗い場もなかなかあきませんが、それだけ愛されている温泉だという事だと思います。
サウナも同規模の温泉と比べて比較的広く、公式HPには20人入れると書いてありますが、実際には10人程度までが快適にゆったり入れる限度ではないかと思います。
ぎゅうぎゅうづめに入れば20人は入れそうですが、男湯では特にそんなに詰めてはいることはないでしょうからね。
あと、こちらのお湯は塩素など加えられていないため、飲泉が可能です。
浴室にコップも置いてありますが、湧出口から手ですくって飲めばよいですよ。
鍵つきロッカーも1人1つ使えますし、大山付近ではお勧めの温泉です。
【大山・新温泉】豪円湯院【できたてほやほや】
大山に昨年オープンしたばかりの温泉、豪円湯院に行ってきました。
2月になって多少暖かくなってはきたものの、さすがは大山、まだ雪が残っていました。
気持ち狭めな道を進んでいくと、左手に目的の温泉、豪円湯院があります。
温泉の50m先に駐車場がありますが、これは豪円湯院のものではありませんので(間違って最初駐めかけましたが、地元の方?に注意されました。案内か何かがあれば良いですね)、次の十字路を右に曲がります。
そうすると、左手に空き地(臨時駐車場)があるので、そこにとめます。
本来の駐車場は現在雪で使えないようです。
建物は2階建てで、1階はお土産コーナー、2階は温泉+くつろぎスペース+飲食店です。
温泉に向かう通路には飲泉コーナーもあります。
脱衣所にはリターン式のコインロッカー(無料)があります。
普通のカゴなどはありませんので、100円を持参するか、両替機を利用してください。
肝心の温泉について。
浴場に入ると、横長で狭い洗い場があります。
オープン間もないににも関わらず、水圧が低いせいかお湯がほとんど出ないカランがあり残念。(他のを試してみたら勢いよく出ました)
シャンプー、リンス、ボディーソープもありましたが、品質はそこまで高くはないのではないかな?
肝心の温泉ですが、内湯は気持ちぬるめ、外湯は熱めでした。
どちらも、入浴中湯量が増える事もなく、「あれ…」と思いながら成分分析表を見てみると、やはり循環方式でした。
塩素とイオンの両方を使っているようで、内湯ではほとんど塩素のにおいはせず、外湯では多少感じる程度でした。
お湯に特筆すべき特徴はありませんが、以前大山ロイヤルホテルの温泉に入った際にはかなり塩素が気になりましたので、同地域で塩素臭の少ない温泉は貴重かもしれません。
駐車場にはそこそこ車がありましたが、肝心のお風呂にはあまり人がいませんでした。
私が入った際には、長湯をする人も少なかったようで、どんどん人が減っていきました。
リピーターや地元の温泉好きの利用が多いところであれば、同じ人がいつまでも入っていたり、お仲間といつまでも話していたりするものですが、そういうのが一切なかったため、地元の人気もいまいちなのではと思ってしまいました。
入浴後、あまたを乾かそうと洗面台へ。
おしゃれなドライヤーがありましたが、これまた故障中。
いくらボタンを押してもうんともすんとも言いやしません、
あきらめて服をきて、他のを試してみると、今度はきちんと使えました。
オープン2ヶ月にして故障が多いですね。
今はサービス期間という事で500円ですが、通常価格1000は正直厳しいかな、というのが率直な感想です。
どうしても大山で温泉を…というのであれば、選択肢として考えても良いですが、高速にもう少し乗って淀江までいけば、源泉掛け流しで湯量も豊富な淀江ゆめ温泉などもありますので、私ならそちらに行きます。
何はともあれ、新しい温泉をまた一つ制覇しましたので、感想をば。
【島根の名湯】温泉津温泉
島根県西部に温泉津という温泉町があります。
何とも味のある田舎町…といった感じでしょうか。
日帰り温泉は元湯と薬師湯の二つありますが、そのうちの一つ薬師湯に入りました。
湯船から床まで、温泉成分がびっしり沈着しています。
濁り湯ではありますが、透明度もそこそこありますよ。
湯船につかっていても、自分の足まできちんと見えるくらい。
ただし、お湯はかなり濃厚です。
浴槽の周りに堆積している温泉成分からも解ると思います。
お湯はかなり熱めで、公称だと44~45度程度。
この手のお湯(温度が高くて、濃度の高いお湯)に長く浸かると湯あたりするので、1~2分の入浴を何度か繰り返すと良いと思います。
湯船自体は決して広くはありませんが、長湯する人は多くはありませんので、「混んでいてなかなか入れない」という事は無いのではないかと思います。(少なくとも、私が行ったときはそうでした。)
臭いは独特の鉄臭さというか泥臭さがありますね。
苦手な人はご遠慮ください。
いかにも「田舎の公衆浴場」といった感じですが、入った後は何ともいえない満足感が得られる、すばらしい温泉です。
一日の疲れがしっかり落ちました。
ちなみに、こちらにたどり着くまでの道は狭いうえに、駐車場も広くなく、お客が多い時には駐車にも一苦労します。
まあそれも含めて、田舎町の風情を楽しんでください♪
○ 温泉データ ○
・駐車場 ・・・ あり(道路、駐車場ともに狭いので、混んでいるときには駐められないかも)
・シャンプ-、リンス・・・なし。持参するか、400円で購入。
・入浴代・・・300円(洗髪する際にはプラス50円)
・その他・・・ドライヤーは置いてありませんが、洗髪代を支払った人は、番頭さんから借りる事ができます。
三朝温泉
古き良き温泉街といった趣がある所で、6月頃に行けば蛍も見ることが出来ます。
私たち夫婦は三朝温泉が大好きなので、今まで何度か泊まったことがありますが、その中でもオススメなのが「旅館大橋」です。
有形文化財に指定されている建物は非常に古いのですが、手入れが行き届いているため、古さよりも品の良さを感じます。
お部屋によっては壁に染みがついていたり…という事も無きにしも非ずですが、古い旅館なのでそこはご愛敬。
温泉は2つあり、9時半を境に男女入れ替えになります。
○ふくべの湯(男性~21:30、女性21:30~)
気のせいかもしれませんが、若干塩素臭が鼻につきます。
露天風呂には隣接するホルミシスサウナがあるのでオススメです。
○巌窟の湯(女性~21:30、男性21:30~)
旅館大橋と言えばこの巌窟の湯でしょう。
日帰り入浴客は、時間設定から女性しか利用できません。
壁は結構汚れていますが、完全の温泉は最高です。
ごつい岩風呂が3つあって、そこからポコポコと温泉が湧いて出てきます。
一番右には「トリウム泉」というのがあり、こちらのラジウム含有量は他よりもかなり高いようです。
泉温はかなり高いため、長湯は出来そうにはありません。
建物、温泉ときましたが、実は旅館大橋の一番のオススメは料理です。
平成15年「現代の名工」平成18年「黄綬褒章」平成20年「美食アカデミー賞」など数々の賞を受賞した知久馬料理長の料理は最高で、今までどの温泉旅館に行っても、これを超える料理には出会えていません。
中でも「とち餅」入りの茶碗蒸しは最高です。
と、色々書きましたが、お宿代が結構高いのでそうそう行くことは出来ません(笑)
じゃらんで予約をしたら、近隣の温泉の割安日帰り入湯券をもらえました。
何カ所か行ってみましたが、その中でもオススメなのが「三朝館」です。
脱衣所に説明が書いてありましたが、光だか○○線だか(記憶が曖昧ですみません)とにかく塩素を使わない殺菌消毒を行っているため、お湯に塩素臭がありません。
【温泉】真賀温泉~源泉掛け流しの湯【岡山県】
湯原インターチェンジを降り、直後のT字路を左へ約5Km行くと、右手に真賀温泉の看板があります。
地元の方が管理なさっているようで、利用料金は格安です。
男女別に分かれた普通湯が150円、混浴の幕湯が250円です。
入り口のすぐ右手に鍵付きロッカーがありますので、貴重品はそちらへ。
今まで普通湯にばかり入っていましたが、幕湯の方が評判だったため、今回トライしてみました。
以下、初幕湯の感想を述べたいと思います。
主観的な内容になっていますが、ご容赦ください。
普通湯はかなり温めのお湯ですが、幕湯はそれに比べて気持ち温度が高めでした。
(今まで2度普通湯にお邪魔しましたが、いずれもぬるめのお湯でした。)
ただし、日によって温度は変化するでしょうから、たまたまだったかもしれません。
湯船の深さは普通湯より幕湯の方が深く、最深部で立ったら、身長171cmの私で、肩がお湯から出るくらいの深さです。
普通湯でもお湯がトロトロしていますが、幕湯は更にとろみが強い感じです。
日曜日の夜ということもあり、利用者は比較的多く、常に4人は湯船に浸かっていたかと思います。
あまり広くはないですので、同時利用4人程度が窮屈さを感じずに入れる限度ではないかと思います。
一緒に入っていた方にうかがってみると、多いときには8人ぐらい入ることもあり、その時は湯船は争奪戦になるとか(笑)
入り口の番頭さんに訊けば、どのくらい利用があるか教えてくださるので、それをもってどちらに入るかを決めると良いかと思います。
幕湯は混浴で、あまり広くない湯船に透明なお湯ですので、女性にとっては少し利用しづらいかもしれません。
私も奥さんと一緒に入りましたが、男性の方がいらっしゃったので、妻は身体を洗うのを断念していました。
近場に砂湯という混浴がありますが、こちらはのぞき目的の利用客も多いようで、それに比べたらこの真賀温泉は利用者のモラルもしっかりしていて、女性でも安心して利用できるとのこと。(ご一緒したお客様談)
さすがに女性一人では気まずいと思いますので、利用者が少ない時に誰かと一緒に入ると良いのではないでしょうか。
ちなみに、私があがったあとに中年のご夫婦が入っていらっしゃったので、女性の利用客も多くはないもののいらっしゃるようですよ。
ちなみに、私が入ったときは、4人中4人が県外人でした。
旅行客にも人気のスポットなのですね。
施設 : ★★★
(味わい深い作りで私は好きですが、旅館やホテルの施設に比べればかなり劣ると思います。地元の方が大切に守ってらっしゃる、地元のための温泉です)
お湯 : ★★★★★
(ここまでトロトロのお湯にはなかなか出会えません。満点!)
アメニティグッズ : ★
(石鹸、タオル、シャンプーは自前で用意してください)
料金 : ★★★★★
(普通湯で150円、幕湯で250円。このクォリティであり得ない破格値です)
満足度 : ★★★★★
(お湯だけでなく人との交流を楽しむ温泉。貴重な存在です。)