On-Lap1502Iの調子が悪くなってきたので、予てから気になっていた1503iをポチってしまいました。
ネットでのレビューも少ないようですので、私が購入前に気になった点を中心に、色々と書いてみたいと思います。
第一回は外観編です。
左が1503iで、右が1502iです。
写真からはあまり解りませんが、1502iの厚さは9.9mmで1503iは12mmですので、写真で見る以上に厚みは感じます。
1502iでは前面左上にタッチ型のメニューボタンが集約されていましたが、1503iでは物理ボタンが左横についています。
タッチボタンは反応が鈍いこともあり、また、気をつけてタッチしていてもタッチ部分にヒビが入ったりするなど、耐久性に不安があったため、物理ボタンへの変更はありがたいところです。
一度設定してしまえば、一番上の電源ボタンと、一番下にある2つの音量ボタンしか使わないと思いますので、ボタンが見えなくても指先の感覚で操作できて大変使いやすいと思います。
映像と電源ケーブルは従来通り左横に挿すことが出来ますが、このモデルの一番のウリは背面にドックポートケーブルやリアドックを繋ぐことが出来る点だと思います。
見て分かる通り、端子部分が思った以上に分厚いのと、ネジでの固定が必要なので、頻繁に持ち歩くのには向かない気がします。
(ネジで固定しなくても使えますが、ネジがついているということは何らかの必要性が有るのでしょう。)
電源+タッチ・HDMIと全てのケーブルを集約しているため、ご覧の通りケーブルは二股になっています。
購入前は何となく両方共一本のケーブルに集約されていて、末端で二股に分かれるのかなと思っていましたが、盲点でした。
少々かさばります。
あと、ケーブルは横に伸びていますが、ケーブルの取り回しを考えると、下向きにケーブルが伸びていたほうが良かった気がします。
そうすると、接続先が左右どちらでも取り回しやすいので。
本体が分厚くなった分、スピーカーも本体上部につくようになりました。
1502iに比べて音質も相当改善されています。
私個人の感覚では、これをメインスピーカーにしても十分聞けるレベルです。
ただし、音の感じ方には個人差がありますし、この手のスピーカーの音質には限界がありますので、過度な期待は厳禁です。
最後に液晶ですが、1503H(非タッチパネル)はノングレアで、1503iはグレアです。
映像自体は大変綺麗ですが、映り込みが気にあるのでノングレアの保護フィルムを貼りました。
画質は多少落ちますが、眼が疲れにくくなったかなと思います。
外観編の総括ですが、1502iに比べて横幅が11%減少しており、持ち運びやすく、また設置しやすくなっています。
背面にはマグネット式のスタンドが付いており、こちらが地味に嬉しいです。
前モデル1502iにはstand4というスタンドが付いていましたが、プラスチック部分と金属部分が外れやすく、持ち運ぶ際に金属部分が外れ、別のノートパソコンにぶつかって傷がついたりと、とても不便でした。
ドックポートケーブルはもう少し細く、せめて本体と接続する部分は1本に集約されていたら良かったのですが、使い方によって二股になっていたほうが良い場合もあると思いますので、何とも言えないところです。
全体的には、1503iで感じていた不満点はほとんど解消されており、分厚くなった点も大して気にはなりません。