最近珈琲にはまっています。
まずは形からと、ハンドドリップ、フレンチプレス、エアロプレスなど、様々な機器を取りあえずは揃えてみました。
素人なのでまだ上手に淹れる事も出来ないのですが、以前に比べて「豆の変化」に敏感になってきました。
密閉容器に入れて冷蔵庫にしまっていても、数週間経つと「いやな味」が際立つようになります。
コーヒー豆が劣化したのに加えて、抽出技術が未熟なために、余計に雑味が出やすくなっているのだと思います。
そんな中で比較的安定して好きな味を作ってくれるのが「フレンチプレス」です。
フレンチプレスというのは、珈琲の粉を必要量のお湯に4分浸し、ブランジャー(金属製の網の付いた部品)を使って珈琲液を抽出するという器具です。
ペーパードリップなどに比べて珈琲オイルを抽出しやすいため、香りや風味の強い珈琲を楽しむことが出来ます。
本来フレンチプレスは豆の味が出やすい器具なのですが、私にとっては多少時間が経った豆でも、比較的おいしく飲むことの出来る唯一の器具となりつつあります。
ハンドドリップは言わずもがな、エアロプレスも時間が経った豆だと雑味が目立ちますし、電動のコーヒーメーカーも同様なのですが、フレンチプレスで淹れた珈琲は雑味がそこまで目立たない気がします。
抽出法故かもしれませんが、非常にまろやかな味で角がないので、大変気に入っています。
それは、工程が「(1)分量の粉を入れて少量のお湯を注ぎ、30秒蒸らす。(2)残りのお湯を全て注ぎ3分30秒待つ。(3)ブランジャーを下げて抽出する」というシンプルなものであるため、誰が作っても比較的安定した味になるのと、フレンチプレスに最適なのは粗挽きの豆であるため、ハンドドリップなどでよく使われる細挽きの豆に比べて、余計な味も出にくいのかなと(個人的に)思います。
最近では、写真にあるような保温機能の付いたマグボトルに入れて、職場に持って行っています。
なかなか好みの味の珈琲に出会えない人は、フレンチプレスを試してみてくださいね。
ただし、金属網を使って抽出している関係上、多少最後に残った液は粉っぽいですのですので、その点はご注意ください。
きれいに粗挽きに出来ていれば、そこまで大量に粉が出ることはありませんが…
最後に、色々な器具を揃えていくと、それぞれの器具に適した豆のひき方があるという事がわかってきました。
フレンチプレスの場合は粗挽きが適していますが、スーパーなどで扱っている粉は細引きが多く、ネットショップなどでも(評価は良いが)安価な豆は粗挽きにしてもらえない事も多いため、電動のミルが一つあると良いかと思います。
私はカリタのナイスカットミル(シルバー)を使っていますが、エスプレッソ以外のひき方であれば優等生なミルなのでお勧めですよ。
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