くまの湯

温泉&デジタルガジェット好きの管理人がお役立ち情報を書いています。

ハウスダスト対策をしよう!

奥さんがハウスダストアレルギーだということがわかったため、色々とハウスダスト対策をしてみました。

同じような境遇の方の参考になればと、私が試してみたことをご紹介したいと思います。

 

1.ダニの有無を調べよう

ダニ検査用マイティチェッカー 2テスト入り 文部科学省「学校環境衛生基準」準拠商品・ダニアレルゲン測定キット

ダニ検査用マイティチェッカーです。

Amazonで3000円ちょいでした。

中に袋状の不織紙が入っているので、それを掃除機のノズルに取り付け、調べたいところを吸引します。

その後、不織紙を付属の薬液に浸して揉み込み、その薬液に試験紙をつけます。

トリセツを見ると面倒そうですが、やってみると意外と簡単です。

検査結果はバッチリ「ダニ反応有り」でした(^^;

 

2.布団乾燥機

三菱電機 フトンクリニック ふとん乾燥機 ダークブラウン AD-X80-T

前々から布団乾燥機を買いたいとは思っていましたが、今回の一件で購入することにしました。

様々な機種がありますが、布団にホースを突っ込むタイプだと、場合によって全体が均一に加熱されない可能性があるため(断言はできませんが)、面倒ですがターゲットの布団を袋で包んで加熱するタイプの布団乾燥機にしました。

三菱のAD-X80という機種で、実際に使ってみて布団全体が均一に加熱されます。

ぬいぐるみや枕に使える袋も入っています。

この時期は生きたダニというよりも、ダニの死骸がアレルゲンになるとは思いますが、アレルギーが有る方はこちらの布団乾燥機は一度試してみる価値アリだと思います。

(布団全体を均一に加熱してくれるため)

 

3.布団クリーナー

シャープ サイクロン ふとん掃除機 プラズマクラスター搭載 ホワイト EC-HX150-W

布団乾燥機は生きたダニを殺すためのものですが、こちらは生きたダニのみならずダニの死骸を含めて吸引してくれるすぐれものです。

ダイソンのマットレス用掃除機と迷いましたが、こちらのモデルはヒーターが付いていて、熱で生きたダニを布団の繊維から剥がして吸い込む機能が気に入り、こちらにしました。

もちろんダニの死骸も吸い取ってくれます。

欠点としては、サイクロンのモデルに多いですが、ごみ捨てが面倒という点です。

ダイソンのモデルはごみ捨てをするときに埃が舞い上がらない工夫がされていますが、こちらのモデルは透明なカップの蓋を外して、ゴミ箱に捨てるようになりますので、どうしてもホコリが舞い上がってしまいます。

(袋を被せて振れば良いかもしれませんが、小さな埃が残ります)

ただ、それを含めて全体的な満足度は高いモデルです。

 

4.掃除機

パナソニック Jコンセプト 紙パック式掃除機 ハウスダスト発見センサー搭載 ホワイト MC-JP520G-W

 

掃除機自体がダニ対策になるかどうかは疑問なところですが、つかているモデルが12年を過ぎて吸引力が落ちてきたため、買い換えることにしました。

掃除機を探していて、各社とも力の入ったモデルはサイクロンな気はしましたが、排気がきれいな機種を重視して紙パックモデルにしました。

(サイクロンモデルでも排気が綺麗であることを謳っているものはありますが、吸引力と上記サイクロン布団掃除機のごみ捨てが面倒な点を考慮して、紙パックモデルにしました。)

ただ、紙パックモデルも大別して二種類あり、なかなか悩ましいところです。

一つは、本モデルのように軽くて若干吸引力が落ちるモデル(仕事率370)と、仕事率は600を超えるが重たいモデルです。

最終的に、主に掃除機を使うのが奥さんであるため、軽いモデルにすることにしました。

このモデルで良いと思ったのは、ハウスダストセンサーがついているため、どの程度掃除機をかければよいかが分かるということです。

一度かけたところでも、再度かけ直したらハウスダストセンサーが反応するケースがあるようですが、製造元いわく、掃除中に舞ったハウスダストが着地しただけで、量はそこまで多くはないので神経質に反応しなくて良いとのこと。

前に使っている掃除機に比べて吸引力は減りましたが、センサーによって埃が取れているかどうか判断できるため、特段不便を感じることはありません。

 

購入に際して、最後まで迷ったのは日立のサイクロンモデルと、三菱の紙パックモデルでした。

日立のモデルは、ゴミ捨て時の埃舞い上がりについて対策されていたため買いかけましたが、耐久性についてネットの口コミでは複数の疑義が上がっていたため見送りました。(実際に使ったわけではないので、故障率については解りません)

三菱のモデルは安くて良さそうでしたが、総合的に判断してPanasonicの当モデルのほうが性能が上だと判断して購入しました。

 

実際に使ってみて、掃除機のホース内をハウスダストが通過したらランプが点灯するため、それが消灯するまでかければよいということが分かり、大変便利でした。

また、大変軽いため使いやすく、場所によって本体を手に持って使うことが出来ますし、ある程度狭い場所までヘッドが入りますので、大変使いやすいです。

Panasonicは紙パックモデルも大変充実しており、つい最近も最新モデルが出るところですが、新モデルに慣ればなるほど、当然価格が高騰しますので、どれを買うか迷うところです。

仕事率が600台の紙パックモデルが11月に出るはずですが、まだ価格がこなれていないため、買うかどうか迷うところです。

 

以上、我が家で行ったハウスダスト対策です。

奥さんの体調も落ち着いてきたので、一応行った価値はあるかとは思っていますが、客観的に判断できる数字は提示できませんので、実際に試されるかどうかは閲覧者様の感覚におまかせします。

 

 

【ネタばれ無し】IT それを見たら終わり 新旧比較レビュー

前々から気になっていたリメイク版ITを見てきました。

原作は未読、1990年のドラマ版IT視聴済みです。

 

1990年版と2017年版の作りは全く違いますので、それぞれに見て楽しめるのではないかなと思います。

 

2017年版"IT それを見たら終わり"の場合、突然の大きな音や画面の切り替えで怖がらせるタイプの映画です。

観客はお化け屋敷の中にいるような感覚で映画を楽しめます。

視覚と音響に重きを置いているため、ストーリーや心理描写はやや軽め、残酷描写は強め、驚かすときの音がかなり大きめ、といった感じです。

 

1990年版ITの場合、良くも悪くも心理描写やストーリーを丁寧に描いており、残酷・ホラー描写は多くはありませんので、人によってはかなり退屈に感じてしまうことがあるかもしれません。

イメージとしてはホラー版スタンドバイミーです。

私的には非常に大好きな作品で、音楽と映像の一体感も素晴らしく、一人一人の心理描写も非常に丁寧だと思っていますが、同時に万人受けする作品ではないなとも思っています。

 

2017年ITは劇場で、1990年版ITはamazonビデオなどのストリーミング配信やレンタルDVDで楽しめます。

プロジェクターの音をアンプから出す方法

低価格帯のプロジェクターの場合、本体に音声出力やBluetoothが搭載されていないモデルも多いと思います。

そういった場合、プロジェクターに接続している機器からアンプに直接接続するというのも一つの手ですが、環境によってはそれが難しい場合もあるかと思います。

 

今回やりたいこと!

1.プロジェクターに繫ぎたい機器は3つ。ラックに設置しているため、いちいちケーブルを繋ぎ変えるのは避けたい。

2.PS4はテレビでもプロジェクターでも楽しみたい。

3.機器の切り替えはできるだけ自動が良い。

 

という何ともワガママな要望を叶えるのに少々手こずりました。

まずは準備したものをご紹介します。

 

1.HDMIセレクタ

 

ミヨシ MCO 3in 1out HDMIセレクター HDS-3P ブラック

ミヨシ MCO 3in 1out HDMIセレクター HDS-3P ブラック

 

 ミヨシ製HDMIセレクターでよいのは、電源アダプタなしで使える点です。

HDMI給電のため、機器によって相性問題は発生する可能性はありますが、PS4DENON製ブルーレイプレイヤーなどを繋いでみて、現在ノートラブルです。

 

2.HDMIスプリッター

 

 私が購入したときは2400円程度でしたので、著しく高ければ他機種をお勧めします。

こちらもノートラブルで使えています。

 

3.HDMIオーディオ分離器

 

 実はこれが一番高かったのですが、やっぱり国内メーカー品が良いかなと思い、ラトック製にしました。

右端に黒いボタンが2つありますが、一つは電源、一つは出力モードの切り替えスイッチです。

出力モードは以下の3パターンですので、購入されるなら用途に合っているかどうか確認ください。

 

1.分離せずにそのまま出力。

要はHDMI中継器的な使い方です。

 

2.音声はRCAオーディオケーブルから出力、映像のみHDMIから出力。

基本このモードで使っています。

 

3.音声を光デジタルで出力、映像のみHDMIから出力。

 

これらの機器を使い、以下のように配線しました。

もっと良いやり方があれば、ぜひ教えてください。

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今後、プロジェクターとテレビの切り替えはスプリッターを使う予定です。

ホームプロジェクターのススメ!

仕事で必要になったため、EPSONのプロジェクターを購入しました。

前々からプロジェクターには興味がありましたし、自腹で買ったので職場に置きっぱなしにするのは勿体ないと思い家庭で使ってみたところ、コレが意外といけるんです。

今回はビジネス&ホームユースを想定して、プロジェクターの使用例をご紹介したいと思います。

 

今回購入したのは、EPSONの新機種EB-W05です。

 

EPSON プロジェクター EB-W05 3300lm 15000:1 WXGA 2.5kg 無線LAN対応(オプション)

ホームユースであれば、明るさ(ルーメン)はある程度抑え気味で解像度重視でよいと思いますが、私の場合メインがビジネスユースで、それなりに明るい部屋でクッキリ映り、価格もある程度抑え気味のものを探していました。

また、セットアップに時間がかからない(設置が簡単なのはもちろんのこと、使用後短時間で片付けが可能であることも重視しました)機種を探したところ、EPSONのダイレクトシャットダウン対応機種が候補にあがりました。

EB-S05など、4万円前後の機種に心が傾いていましたが、結局、気持ち解像度の高い最新機種のEB-W05を購入しました。

 

今回は、EB-W05を家庭で楽しむためにすべきことを中心に書いていきたいと思います。

 

【投影場所】

公式サイトにもある通り、壁に投影するというのも一つの手です。

現在の住宅は古い木造で、壁が薄緑の土壁ですが、そこそこきれいに映ります。

ただ、家具等の配置の関係で、壁投射が必ずしもベストな環境ではないため、スクリーンの購入を検討しました。

 

スクリーンの種類・価格帯もさまざまあります。

安くあげたいのであれば、サイズに関係なくamazonなどで数千円で手に入ります。

多くはスクリーンの外周に固定用の穴が開いていますので、うまいことやれば安く設置可能です。

 

 

使ったことがないので、絶対に使えるとお約束はしかねますが、このようなものを鴨居にはめて使えそうです。

かなりコチラに気持ちが傾きましたが、我が家の場合、2部屋で使う可能性があるということ、両方共で上記フックが使えないという点を考慮して、三脚型のスクリーンを検討しました。

しかし、サイズが大きくなると2脚の三脚が必要ということと、設置に場所が必要(三脚という名前の通り、三角形の底辺でスクリーンを支えますので、意外と接地面が広くないと使えません)だということで見送りました。

最終的に選んだのは、自立式のモバイルプロジェクターです。

職場にもありますが、重くて倦厭しておりました。

しかし、最新式を選べば、そこそこ軽いものが手に入ります。

 

 

泉 VSシリーズ 80ワイド型(16:10)支柱式フロアタイプモバイルスクリーン VS-80V VS-80V

 私は仕事で使っている関係上、泉のAS-80V(上記写真とは違います)を購入しましたが、探してみるとホームユースで有名な別のメーカーも見つけられると思います。

サイズによっては当然横幅は取りますが、縦幅は三脚ほど場所を取りませんので、設置場所がそんなに広くない、あるいは焦点距離を確保しづらい場合はおすすめです。

私の場合、価格&品質のバランスを考慮しつつ選んだところ、16:10のスクリーンを選んでしまい、到着するまで公開していましたが(映画を見るのであれば16:9が良いと思います)パソコンを投影することを考えると、これもありかと思いました。

 

【セッティング】

私の場合、パソコンを使って動画やYoutubeを再生したり、DVDプレイヤーで映画を見たり、というのが主な用途です。

昔のプロジェクターの場合、パソコンとつないでも認識するまで時間がかかったり、なかなか映像が出なかったりもしますが、この機種の場合は何と繫いでもすぐに映像が出ます。

HDMIセレクターをかませてもノープロブレムです。

投影準備ができるまでの時間も短いですし、片付けもあっという間に終わるので、大変助かりました。

仕事ではほぼタブレットタイプのWIndowsPCのmicroHDMI出力を使っていますが、こちらもノートラブルです。

 

【その他】

気を付けてほしいのは音です。

2Wのスピーカーを搭載していますので、ボリュームもそこそこありますし、音質も『この手のものとしては』悪くないと思います。

ただし、音質重視の方が満足できるほどのものではないため、そうなったら外部スピーカーなどに繫ぐ必要があります。

そうなった場合に困るのは、プロジェクターに音声出力がついていないということです。

元の機器に音声出力がついていれば直接スピーカーやアンプに繋げられますが、そうでなければ、HDMIから音声を分離して出力する機器が別途必要になります。

 

 

 

上記モデルは例ですので、実際に当方が試したわけではありません。

 

【その他2】

当方の場合、狭い部屋にプロジェクターを設置する関係上、プロジェクターを置く机を常設することはできません。

私の場合、折り畳みの机を使うことで、問題を解決しました。

 

 現在コチラを使っていますが、大きすぎず小さすぎず、折り畳みでき、使わないときにはベッドの下に収納しています。

 

プロジェクターは消費電力も多いため、そんなにしょっちゅう使うことはできませんが、使うと感動すること間違いなしです。

是非使ってみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HDDの突然死にご用心

HDDというのは奇妙なもので、何年も異常なく使えることもあれば、購入直後に突然死を迎えることもあります。

工業製品である以上、不良品が発生するのはやむを得ない部分もありますし、HDDの構造上突然壊れても仕方がないのは理屈では解るのですが、当然のことながら壊れると困って今います。

 

私自身、「どうせ壊れないだろう」と高をくくって、NAS上でWesternDigiral REDをRAID0で運用していたところ、そのうちの1機が突然死をしてしまいました。

ちょうど私が出張中の出来事で、妻から「機械(SynologyのNAS)から変な音(エラーを知らせるビープ音)がするがどうすればよいか」とメールが来て、自分のパソコンメールも確認してみたら確かにNASからエラーを通知するメールが届いていました。

 

結果、SynologyのNASに搭載した内蔵HDD(WD RED)の障害でしたが、今回幸いだったのは、何度かSynology NASを再起動したのちに、何とかデータにアクセスできた点です。(一度の再起動ではダメでした)

目に見えない部分でのデータ破損は覚悟しないといけませんが、HDDがクラッシュした場合、あきらめずに何度か再起動を繰り返すことにより、内部データへのアクセスができる場合があることが今回わかりました。

現在別のNAS(通常運用していないものを引っ張り出してきました)へのバックアップを実施しています。

 

今回の障害の場合、事前にS.M.A.R.T情報での異常は検知されませんでした。

文字通り突然死ですが、こういうことはHDDではままあるのではないかと思います。

 

何故かはわかりませんが、経験上、NASに外部ストレージを接続するよりも、LAN経由で別のNASへバックアップを取ったほうが速度的に有利かと思います。

USB3.0ポートが搭載されていても、思うような速度が出なかったことが大半です。

(私の環境が悪かったのかもしれませんが、使っているPCのスペック如何に関わらず遅いです)

 

したがって、突然のHDDクラッシュに見舞われても、慌てず何度か再起動を繰り返したのちにアクセスできるようになる『可能性』はありますので、冷静に対処しましょう。

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この画像のとおり、HDDの障害は解消していませんので、継続使用はできないかと思います。

 

また、別記事にも書きましたが、HDDの3年保証があったとしても、WDの場合はリファービッシュ品(再生品)との交換になりますので、バックアップ用とであればまだしも、交換品をメインのHDDとして運用するのは気が引けます。

 

今回の事象で学んだこととしては…

1. RAID0で運用するなら必ず外部バックアップを取るべし

2. 冗長性が欲しいならRAID1以降で組むべし

 

個人的な意見ですが、業務用ではなく個人用のデータであれば、内蔵・外付けのHDDにバックアップをとっておいて、RAID0で運用するのが一番コストパフォーマンスに優れるかなと思います。

NASは24時間電源が入っていますので、HDDの素性もそれなりにもとめられます。

ただ、バックアップデータであれば、多少ランクの落ちるHDDでもよいと思いますので、使い分ければよいと思います。

また、外付けHDDなどもたまに激安でありますので、使ってみるのも一つの手です。

iPad Pro 10.5インチ レビュー

今回の記事の概要は…

iPad Proに液晶保護フィルムを貼ってみよう

Windows用のキーボードをペアリングして使ってみよう

 

手持ちのiPad airが壊れてしまったので、新しくiPad Proを購入してみました。

air自体に特段の不満は無かったのですが、iPad Proはスペックが上がっているだけあって、格段にサクサク使えるようになっているな、という印象です。

画面のスクロールも非常に滑らかですし、全体的にキビキビ動いてくれています。

まだ使い込んではいないため、詳細なレビューは後ほどさせていただきますが、まずは導入編ということで液晶保護フィルムについて書いておきたいと思います。

 

Anker GlassGuard iPad Pro 10.5インチ用 強化ガラス液晶保護フィルム

 

今回使ってみたのは、モバイルバッテリーで有名なAnker社のものです。

自己吸着型のシリコンは貼りやすく好きなのですが、今回初めてガラス製のものにチャレンジしてみました。

取り扱い説明書は日本語とイラストである程度わかりやすくはなっていますが、例えばどちらが表面でどちらが裏面か、などといった根本的なことが書いていないので、少々困りました。

液晶に貼り付ける面には「BACK Adhesive sice」というシールが貼ってありますが、それ以上の説明が書いてないので、本当にこれが裏面で良いか、若干不安になってしまいました。(こちらが裏面でOKですが)

貼り付けたい位置に保護フィルムを置いて、剥がせるシールで固定をして、裏面のフィルムを剥がし、液晶面に貼り付けるというお馴染みの貼り方ですが、シリコンと違って硬いため、そのままパタンとかぶせてしまうと大量に気泡が入ります。

入った気泡はヘラで抜くことになっていますが、中央付近にできた気泡はヘラでは抜きづらいです。

また、裏面のフィルムが結構しっかりついているので、かなり力を入れないと剥がれず、少々困ってしまいました。

それはさておき、粘着面が液晶にくっついたら目で見てわかりますので、ゆっくりと保護フィルム本体を傾けながら、気泡が入ったら再度持ち上げて貼り進めるとよいです。

また、自己吸着型のシリコンの場合、埃がついたらセロテープでとるという荒技もありましたが、今回やってみてうまくいきませんでした。

液晶保護フィルム側の粘着力が強いのかもしれません。

ある程度の硬さのあるガラス製のフィルムを利用する際には、液晶からしっかりと埃を取って、ゆっくり保護フィルムを傾けながら、徐々に貼り付けていくと成功率が上がります。

 

さらに、今回この記事を書いた理由の一つに、手持ちのBluetoothキーボードがどれだけ使えるか、という事の実験をしてみたかった、というのもあります。

マイクロソフト製のキーボードU6R-00022を持っていますが、長らく使わずに放置していたので、試しにペアリングして見ました。

Windows用のキーボードですので、iOSで使おうとすると若干の癖がありますが、高等なことをしようとしなければ特段の困らないかなと思います。

U6R-00022での操作例を挙げておきますので、よろしければ参考になさってください。

 

かな/英数変換  : Ctrl+スペース

@: shift+2

コロン : shift+セミコロン(;)

プラスマーク(+) : shift+へ

( : shift+9

) : shift+0

「 : @     shiftと一緒に使うと二重鉤括弧

」 : 「     shiftと一緒に使うと二重鉤括弧

 

という風に、微妙にオリジナルとずれているのが歯がゆい感じです。

 

NUCのススメ(2)

本記事はNUCの購入を検討していらっしゃる方向けです。

NUCというのはNext Unit of Computingの略で、Intelの提唱する小型コンピュータです。

 

私の場合、以下の想定で導入しました。

・セカンドマシンとして使用。

・長時間起動が前提で、電気代をできるだけおさえたい。

・処理速度はそこまで早くなくてもよいが、ネットや動画鑑賞くらいは快適にしたい。

 

 

結果導入したのがNUC6CAYSです。

上記用途で使うのであれば最適な製品ではないかと思います。

ストレージをSSDにしているせいもあるかもしれませんが、起動も早いですし、全体的にサクサク動いてくれます。

また、本体が小さいため、モバイルモニタと組み合わせれば、PCを持ち歩くことだって可能です。(バッテリーは内蔵していないので、電源は必須です)

 

使ってみて気づいたことを何点か。

初期設定では、前面のLEDがかなり明るいです。

BIOS画面でかなり細かく明るさを調整できますので、気になる方はやってみてください。

私のモデルの場合、たまにティアリングと思われる現象が発生します。

(一瞬画面が左右にぶれる感じです)

使用しているモニタがやや特殊なため(Gechic社のモバイルモニタ)そのせいもあるかもしれません。

NUC+ティアリングで検索しても何もヒットしないので、全体で発生している現象ではないと思います。

ディスプレイ関係の設定で垂直同期のチェックを外すと改善することがあるようなので見てみましたが、設定できず、代わりにアプリケーション最適モードを「無効」に設定してみましたが、改善しませんでした。

ただし、前述のとおりサブ機としての利用ですので、そこまで気にはなりません。

 

上記のような目的で購入を検討されている方にはおすすめしたいモデルだと思います。

ですが、自分がハイスペック構成のモデルを購入するかどうか、と言われたらかなり躊躇するのではないかと思います。

理由としては、かなり小型であるため高負荷時の排熱にやや不安があるという点と、グラフィックボードが変更できないなどカスタマイズの幅が狭いためです。

最近はあまりはやらないのかもしれませんが、ハイスペックPCを買うなら、やはりそれなりのサイズのデスクトップが良いなと思いました。

NUCはその特徴ゆえに、かなり人を選ぶPCであることは間違いないです。

使用目的に合致して、価格がそれに見合うのであれば、是非とも購入を検討してみてください。