一昔前はPCと言えばデスクトップでしたが、現在はノートやタブレット全盛期ですね。
今回はワンルームや一人部屋など、スペースに限りがある環境で省スペースかつオシャレなPC環境を考えてみたいと思います。
今回の記事では、一つのディスプレイでPC、TV、タブレット&スマホを楽しめる環境づくりを考えてみたいと思います。
一つの記事には書ききれないので、今回は我が家で試してみたもののコンセプトを紹介してみます。
【1】必要なもの
a)最低限必要
・小型PC(選び方については別記事で)
・ディスプレイ(用途に応じたサイズ・機能のものを)
・HDMIケーブル
b)機能拡張のためにあると良い
・TVチューナー(PS3かPS4を持っている人ならnasneでも可)
・Chromecast等
・PC用スピーカー
【2】設置方法
a)最低限必要
パソコンの選び方は後日別の記事で出しますが、最低限の構成であれば超小型PC+ディスプレイでOKです。
昔のデスクトップPCと言えばとにかく大きくて重いものでしたが、最近ではかなり小型化が進んでいます。
サイズとスペックはそこそこ比例しますが、自分の望むスペックとサイズの最適値はどこかで交わりますので、色々探してみましょう。
ディスプレイはサイズ・画質・音質・接続方式あたりで選べばよいですが、ディスプレイに入れることのできるスピーカーのサイズや厚みには限りがあるため、何を選んでも音質には不満が残る可能性が高いです。
HDMIケーブルは何でもいいと思いますが、配線を考えるとスリムタイプが良いかもしれません。
相性問題もありますので、あまり安すぎるものも避けた方が良いかもしれません。
b)拡張機能のためにあると良い
部屋がそこまで広くなかったり、スペースを有効に使いたい場合、一つのディスプレイをPC兼TVにしてしまう、というやり方もあるかと思います。
ただ、TVとPC用のディスプレイだと設計理念が違うので、必ずしもイコールではないと思うのです。
ですので、別個に用意できる場合は別個に用意して、難しい場合は共有…という形が良いかと思います。
その場合、ディスプレイのサイズは部屋の実態に合ったものを選んでください。
パソコンを使うのにちょうどよいサイズと、例えばベッドや椅子、クッションに座ってテレビを見るのに丁度いいディスプレイのサイズはまた違います。
HDMIセレクターについても、選び方の観点は様々かと思います。
簡単に済ますならば電源無しモデルがいいですが、安定しない場合は電源ありモデルがよい場合もあります。
また、先ほど書いた通り、ディスプレイのスピーカーは控えめに言っても貧弱なので、予算が許せばスピーカーを別途用意してもらうと満足度が上がると思います。
場合によっては、構築したシステムをミュージックシステム代わりにしても良いと思います。
薄型テレビでも同様の事が言えますが、液晶付属のスピーカーは構造上十分な音質を確保することが難しい傾向にあります。
PC用のスピーカーを別途用意して、なおかつHDMIセレクターを使用するなら音声分離機能付きのHDMIセレクターをお勧めしますが、難しい場合はHDMIセレクターの出力用のHDMIに音声スプリッターをかませるのも一つの手です。
ここまでするメリットはスピーカーを自分好みの音質にする事です。
また、PC用のスピーカーの性能及びPC用スピーカの使用環境を考えた場合、ノイズの乗りやすい環境にあることは間違いないため、スピーカーの選定でノイズの影響を受けづらい環境にするという手もあります。
ノイズ対策にはさまざまあり、コンセントの挿し口や電源タップを変えるという手もありますが、効果は薄い場合もあり、環境要因の排除(ルーターなど電波を発するものを遠くに置くなど)は難しい場合もあるので、耐ノイズ性能の高いスピーカーにするというのは良い手だと思います。
色々書きましたが、自分の用途に合った省スペースPCを確保し、同じく用途に合ったディスプレイとスピーカーを設置し、必要に応じてチューナーなどなどをつなげることによって、スタイリッシュなパソコン兼PCの出来上がりです。
我が家では寝室に設置しましたが、時と場合に応じてパソコンも使え、テレビも見れる設定は重宝しています。
低電力PCで音楽を再生すると、自分のお気に入りの音で鳴ってくれて幸せでです。
PC本体。超コンパクトです。棚の端に置きましたが、全く邪魔になりません。
机の上はこのセットのみ。
配線は後ろに隠して、クランプ型のUSBハブを机に設置することでごちゃごちゃしないようにしています。
チューナーはPCと同じ棚の邪魔にならないところに置いてます。