今回の記事は、帰省中も快適に【インターネット】と【ネット機器】を使えるようにするためのTIPSとなります。
帰省先のインターネット環境が申し分ない方は特に必要のない内容となります。
【A】有線環境は整っているが、無線環境がイマイチの場合
ご自宅に使っていない無線LAN親機があれば、それを持って帰られるとよいと思います。
これからも帰省する機会はたくさんあると思いますので、機器がないなら購入しても良いかと思います。
親機は何でも良いと思いますが、初めて使ったのがNECのAtermだったので、何となくAtermが好きで、自宅のメインもこちらになります。
実家で使われているインターネット環境が何かにもよりますが、【A】の方はパソコンと終端装置等が直接LANケーブルで繋がれている方だと思います。
この場合、終端装置と無線LAN親機をLANケーブルを繋ぎ、大抵無線LAN親機にはLAN出力があるので、そちらと実家のパソコンをつないだ上で、無線LANの設定などをされると良いと思います。
全てが有線LANで完結する環境ならば、無線LAN親機をつかわずに、LAN用のハブを使うという選択肢もあります。
この場合、LANケーブルを指すポートが複数ありますが、そのうちの1つが終端装置などからの出力を挿すもので、それ以外がパソコンなど各種機器を繋ぐものになっていますので、ご確認ください。
【B】ネット環境が整っていない場合
ADSLを使われていたり、場合によってはISDNしか選択肢のない環境の場合、上記【A】は使えなくはないですが、効果的ではないため、別の対応方があります。
短期間の使用を想定した場合、キャリアのポケットWi-Fi等は年数縛りなどのデメリットがあるため、レンタルのポケットWi-Fiの検討をお勧めします。
「レンタルWi-Fi 無制限」で探すとたくさんヒットしますが、恐らく無制限で使わせてくれるサービスは1つもないと思います。
これに関してはさまざまな意見があろうかと思いますが、今はやりのノーカロリー飲料を思い浮かべていただけると良いと思います。
厚生労働省の基準で、完全にゼロカロリーでなくても、一定の要件を満たしていればゼロカロリーを名乗れるので、それと同じく、「使いすぎたらキャリアの判断で使用制限をしますよ」という条件つきで無制限にしているレンタルWi-Fiサービスは沢山あります。
数日の利用ならば、こちらで十分かと思います。
また、上記のようなADSLやISDNが現役の地域にお住いの方にもお勧めなサービスです。
余談になりますが、光インターネットが使用できない環境の場合、それに近いインターネット環境を求めるならば無制限のレンタルWi-Fiしかないと思っています。
この手のサービスで良いのは、ネットワーク内の通信料はカウントされず、外に向かった通信のみカウントされる点です。
これはどういう事かというと、NAS(ネットワーク対応HDD)など、同一ネットワーク内での通信しか行わないものはカウントされません。
NASに保存した動画をchromecast等で再生しても通信料としてカウントされることはありません。
外に向かった通信の場合は、サービスにもよりますが、100〜200ギガを超えたあたりから、場合によっては規制がかかります。
通常そんなに使うことはないですけれど、アマゾンプライムなどを高画質で見ていると案外越えることがあるかもしれません。
【C】無線LANのエリアが狭い場合
Wi-Fi中継器を使うというのも一つの手です。
前述のpocketWi-Fiの場合、複数の部屋をまたいで一台の機器で賄うのは難しいと思いますので、その場合もWi-Fi中継器が有効です。
我が家ではTP-LINK社の製品を使っており、帰省先にも持って帰る予定です。
機器によって得意不得意がありますが、無線LANが使えるエリアを広くしたいのであれば有効な手段かなと思います。
こちらはWi-Fiのエリアを拡張する機器ですので、有線LANを挿して無線化する、という趣旨の商品ではありません。
ご注意ください。