モバイルバッテリーは何台か使ってきましたが、用途に応じて使い分けると便利なことに気付きました。
例えば、スマホやモバイルルーターの充電には、小さなカバンに入れられる薄型・小型のモデルが便利です。
AnkerのPowerCore+ miniなら、高さ9.4cm・幅2.3mmのコンパクトサイズです。
ただ、この手のコンパクトモデルはサイズと引き換えに容量が少ないです。
出先でパソコンなどを使いたいなら、AC出力に対応した大容量モデルがお勧めです。
これまで2種類のコンセント付きモバイルバッテリーを試したことがあり、今回新たに1台買い増したので、それぞれの特徴と簡単なレビューをしてみたいと思います。
モデル選びの参考になればと思います。
1台目:MPC-CAC11400[maxell社]
Amazonのレビューはさほど高くはありませんが、初めてのAC対応機という事で、出先でパソコンを使うときに随分と助けてもらいました。
容量が11400mAhなので心許ない所はありますが、そこは価格とのトレードオフだと思います。
当時20000mAh以上のAC出力対応モデルが、2~3万円オーバーだったのに対して、このモデルは1万円ちょいだったので、何とか手が出た感じです。
今でもたまに使いますが、さすがにバッテリーが弱ってきました。
2台目:Anker PowerCore AC[ANKER社]
20000mAhで価格が15000程度と、費用対効果に優れたモデルだったと思います。
ANKER社の製品という事で、品質に対しても一定上の期待は持てると思います。
ただ、購入後1年くらいで突然充電できなくなってしまったんですよね。
18か月の保証がついていたのでメーカーに連絡したところ、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。終売品のため返金での対応をさせていただけないでしょうか」とのことでした。
コロナ禍で緊急事態宣言が出された時期でしたので、サポート体制もかなり縮小されていたようです。
取り急ぎ返金処理をするが、故障品返送用の封筒(送料無料)をすぐに送ることが出来ないため、商品はしばらく持っていてほしいとの連絡をいただきました。
返金処理自体はすぐになされ、その後1か月程度で返送用の封筒も無事到着しました。
Amazonのレビューなどを見るとANKERのサポートに対する評価は色々ありますが、私自身の体験ではANKERサポートに対して非常に好感を持っています。
ということでMPC-CAC11400をだましだまし使うこと約半年。
そんな状態での先日のamazonプライムデーです。
以前から気になっていたRAVPower RP-PB055が5,000円OFFになっていたので、即刻ポチってしまいました。
今回は到着直後のレビューという事で、雑感程度のレビューをしてみたいと思います。
何よりも重要なポイントは『充電器がついていません』。
取扱説明書を見ると、『PD3.0に対応した30Wの充電器を使用する事』とあります。
PD3.0??
なんとなくUSB Power Deliveryの事だとはわかりましたが、手持ちの充電器が対応しているかどうかわかりません。
というか、結論から言うと対応していませんでした(^^;
ANKERとRAVPower製の充電器を持っていますが、両方ともUSBタイプAの挿し口しかついていませんので、100%対応していないことが解ります(笑)
それでも手持ちの【USB TypeA-USB TypeCケーブル】を使えば充電できましたが、色々と怖かったため、一番安いANKER製の充電器を購入しました。
ケーブルはRP-PB055に付属していますので、そちらを使いました。
公式HPによるとPD3.0対応充電器(30W)を使えば3時間で充電が完了するようです。
AC出力をする際には本体の電源ボタンを長押しする必要があるようです。
(USBは挿したらそのまま使えました。)
ノートパソコンで試してみましたが、全く問題なく使えました。
しばらく放置していたらPCがスリープモードに移行しましたが、どうやらそのタイミングで給電がストップしていたようです。
PS4のコントローラーを充電してみましたが、同じく満充電されたあたりで給電がストップしていました。
可充電保護機能が働いたのではないかと推察します。
本体を見ていただくと、コンセントを挿す側に少し溝がありますが、こちらが結構発熱します。
そのためファンもついているのですが、今回PCの充電に使った程度では全く気になりませんでした。
音に関しては人によって感じ方は様々ですし、発熱の状態によっては大きい音になることもあるかもしれませんが、この点はちょっと安心しました。
しばらく使ってみて、安定性などもレビューしてみたいと思います。