NASの音が気になる時ってありますよね。
色々な原因があって、そもそも本体の動作音がうるさい場合、内部の温度が上がってファンが回るとうるさい場合、あるいは本体の振動が接地面を伝って増幅される場合、内蔵HDDがうるさい場合等など。
SynologyやQNAP、ASUSTOR等が販売するモデルの殆どにはHDDが搭載されていませんので、静音性の高いHDDを自分で選ぶことができます。
SSDを搭載できるモデルもありますので、金に糸目をつけなければより静かな環境を作ることができるでしょう。
本体の動作音がもともと大きいものに関しては、口コミなどを参考にして避けるしかありません。
ただ、たまに設置場所によってうるさいことがあります。
本体を手で持ってどこにも接地させなければ音は小さいけれど、接地させるとブーンと音が鳴るパターン。
案外ものすごく簡単に解決できるかもしれません。
答えは『激落ちくん』です。
何個か買ってNASの下に置けば、振動を吸収して静かになります。
最終手段になりますが、『吸音材』というものを使うという手もあります。
こちらは飽くまで自己責任になりますが、吸音材を本体の周りに貼ることによって騒音レベルが下がる場合があります。
ただし、これは本体の放熱を妨げる恐れがありますので、先に述べたとおり自己責任でお願いします。
最後に、これも自己責任になりますが、我が家では押し入れの中にNASを入れています。
洋服ダンスの後ろに結構広いスペースがあるので、そちらに設置してふすまの隙間からLANケーブルや電源ケーブルを出しています。
リスクとしては押し入れの湿気やカビがありますね(^^;
ということで、今回はNASの音対策でした。
最初に挙げたSynology、QNAP、ASUSTORといえば台湾NAS御三家ですが、NAS本体にアプリの形で色々な機能が追加できたり、ものによってはメモリを交換できたりするのでお勧めです。