最強のWindowsタブレットはどれだ!
という記事を目にする事が多いですね。
最近のはやりは8インチ型で、色々お勧め機種があるのですが、カタログスペックを見た限りでは飛び抜けて凄い製品があるわけではない気がします。(体感上はあるかもしれませんが)
このあたり、ちょっと前のAndroidを彷彿とさせますね。
だいたいのCPUが1ギガ程度で、メモリが1~2ギガ程度で、個人的にはなかなか決定打にかけて手を出すことが出来ませんでした。
Windowsタブレットの特徴は、タブレットとしてもノートパソコンとしても使える、という点に尽きると思います。
そう考えれば、小さい画面でネットしかしないのであればOSは何でも良いし、逆にノートPCのような使い方をするのであれば、それなりの画面サイズ(個人的には10.1以上)は欲しいところです。
そんな中で私的に尖ってるのはMicrosoftのSurface Pro2と富士通のArrows Tab QHシリーズ。(QH55は良いが、QH77はハテナ)
実は両方とも、4ギガのメモリを積んでいる数少ないタブレットです。
Surface Pro 2 256G/512Gに関して言えば、なんと8ギガのメモリを搭載しています。
しかも、両者とも方向性ははっきりしています。
Surface Pro2はCPUにCore iを、メモリを4~8ギガ積んでおり、性能重視。
Arrows Tab QH55/Mはメモリは4ギガ止まりなものの、CPUにAMDのAtom Z3770を搭載することで、省エネ性とそこそこの処理能力、そして薄い本体を実現しています。
実際に外に持ち歩いて仕事をしていても、ある程度充電していけばバッテリーの心配をすることはほとんどありません。
(更に数少ないモバイルバッテリーでの充電も可能な機種です。残念ながら2.1A出力のモバイルバッテリーをつかっても、500mAしか入力されないので、充電に時間はかかりますが、無いよりかは安心です。)
実際のところ、Surface pro2はノートパソコンにかなり近いため(バッテリー持ちと厚さと重さを考えても)、ノートPCを持っている私はあまり惹かれませんでしたが、ノートPCとタブレットのいいとこどりをしたい人にはお勧めかもしれません。
QH55/Mに関しては、他記事でもレビューしていますが、使い込めば仕事にも遊びにも快適に使える良品です。
ただ残念なのは、WIndowsタブレット全体に言える事かもしれませんが、在庫が多くはありません。(2014年1月現在)
Surface Proに至っては全機種メーカー在庫切れで、QH55/mに関して言えば、年末は在庫が切れていた物の、現在少しずつ戻りつつある状態です。
Windows7までのタブレットは完全にマイナーで売れていなかったため、製造メーカーもここまで売れるとは考えておらず、少なめにしか生産していなかったのではないか…と推察します。
Surfaceに関しては、旧モデルが売れに売れず、大量に在庫を抱えてしまったため、少数生産を余儀なくされたのでしょう。
在庫さえあれば、Windowsタブレットももう少しシェアがとれていたのではないかと思うと、少々残念ですね。
ただし、WindowsストアはGoogle PlayやApp Storeと比べるまでもなく貧相ですので、いわゆるタブレット向けのゲームをしたり、メールやインターネットしかしない、という方にはiOS端末かAndroid端末をお勧めします。
Windows8はメトロUIと従来のデスクトップUIが混在しているいるため、使いづらい印象がぬぐえません。
ですが、仕事でオフィスを使ったり、Windows資産を活用したい方には、Windows8端末は唯一無二の選択肢です。
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